シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/26 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
哲学概論/Survey of Philosophy
時間割コード
/Course Code
R440120001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
資格科目資格科目(卒業要件内)/
曜限
/Day, Period
木/Thu 4
開講区分
/semester offered
通年/One-Year
単位数
/Credits
4.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
村井 忠康/Tadayasu MURAI
科目区分
/Course Group
その他 その他 資格科目/その他 その他 資格科目
教室
/Classroom
3-204/3-204
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
村井 忠康/Tadayasu MURAI 地域行政学科/Department of Regional Administration
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
哲学的な概念や考え方を学ぶことによって、教員として必要な教養 と分析力を身につける。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
研究室5503
t.murai@okiu.ac.jp
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
この授業では、古代から現代に至るまでの西洋哲学を概観しながら、哲学の基本的な概念や考え方を学んでゆく。哲学をするのに必ずしも哲学史の知識は必要ではないが、先哲たちの思索を追体験することは、現代に生きるわれわれ自身について、一歩引いて考えるための大きなヒントを与えてくれるはすである。
メッセージ
/Message
授業中の発言やリアクションペーパーを通じて、自分の理解や考えを言葉にしてみること。最初は漠然とした表現であっても、教師や出席者と対話を重ねることで次第に明確になるものである。
到達目標
/Attainment Targets
①さまざまな哲学的立場ついて、ポイントを押さえた理解ができるようになる。
②哲学の問題について、例に即して考えることができるようになる。
③概念的・原理的なレベルにまで掘り下げて、物ごとを考えることができるようになる。
④根拠を挙げながら自分の理解や見解を論述できるようになる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
テキストはとくに使用しないが、毎回プリントを配布する。参考文献は、入手しやすさや読みやすさ、価格などを考慮しつつ適宜紹介する。ここでは、以下の三つを挙げておく。

岩崎武雄『西洋哲学史』、有斐閣、1975年
山本巍 他『哲学 原典資料集』、東京大学出版会、1993年
門脇俊介『現代哲学』、産業図書、1996年
学びの手立て
/Way of learning
・授業時には、意識的に疑問点を見つけて書き留めること。さらに踏み込んで、どうして自分がそうした疑問をもつのか、その理由についても考えてみる。
・授業の復習では、扱った内容を振り返るだけでなく、自分なりに文章化して再現することが重要。これができるようになるにつれて、授業の理解度も上がる。
評価
/Evaluation
リアクションペーパーの提出状況(40%)、期末試験(60%)
・毎回授業の最後に10~15分ほどリアクションペーパー記入の時間を設ける。授業内容についてのコメントや疑問を積極的に記入することが求められる。
・前期後期ともに試験期間中に期末試験を実施する。哲学者たちの使う基本タームを知識として押さえると同時に、自分の理解を論理的に表現できることが求められる。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
「倫理学概論」、「哲学Ⅰ」および「同Ⅱ」、「人間文化課題研究Ⅰ」および「同Ⅱ」など
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 ガイダンス:この授業の概要とスケジュール シラバス・配布資料の確認
2 2 ソクラテス以前の哲学者(1) 配布資料の熟読
3 3 ソクラテス以前の哲学者(2) 配布資料の熟読
4 4 リアクションペーパー応答 配布資料の熟読
5 5 ソフィストとソクラテス 配布資料の熟読
6 6 プラトンのイデア論 配布資料の熟読
7 7 アリストテレスの形而上学 配布資料の熟読
8 8 アリストテレスの倫理学 配布資料の熟読
9 9 リアクションぺーパー応答 配布資料の熟読
10 10 中世哲学(1)アウグスティヌス 配布資料の熟読
11 11 中世哲学(2)トマス・アクィナス 配布資料の熟読
12 12 リアクションペーパー応答 配布資料の熟読
13 13 大陸合理論(1)デカルトの方法的懐疑 配布資料の熟読
14 14 大陸合理論(2)デカルトの二元論 配布資料の熟読
15 15 リアクションペーパー応答 期末試験準備
16 16 前期期末テスト講評 配布資料の熟読
17 17 大陸合理論(3)スピノザ 配布資料の熟読
18 18 大陸合理論(4)ライプニッツ 配布資料の熟読
19 19 リアクションペーパー応答 配布資料の熟読
20 20 イギリス経験論(1)ロック 配布資料の熟読
21 21 イギリス経験論(2)バークリー 配布資料の熟読
22 22 イギリス経験論(3)ヒューム 配布資料の熟読
23 23 リアクションペーパー応答 配布資料の熟読
24 24 カントの理論哲学(1) 配布資料の熟読
25 25 カントの理論哲学(2) 配布資料の熟読
26 26 カントの理論哲学(3) 配布資料の熟読
27 27 リアクションペーパー応答 配布資料の熟読
28 28 前期ウィトゲンシュタイン 配布資料の熟読
29 29 後期ウィトゲンシュタイン 配布資料の熟読
30 30 リアクションペーパー応答 期末試験準備

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