シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/26 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
博物館資料保存論/The Preservation Museum Collection
時間割コード
/Course Code
I1A0260001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
資格科目資格科目(単位料あり)/
曜限
/Day, Period
土/Sat 5
開講区分
/semester offered
前期/First Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
大湾 ゆかり(非常勤)
科目区分
/Course Group
その他 その他 資格科目/その他 その他 資格科目
教室
/Classroom
3-106/3-106
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
大湾 ゆかり(非常勤) 社会文化学科/Department of Society and Regional Culture
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
博物館資料の保存に関わる調査、環境整備、保護措置や修復等の知識の習得、及び取扱いに関する基礎的能力を養います。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
講義終了後に教室及び提出する資料で受け付けます
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
博物館で取り扱う「もの」資料を適切に保存する上で、資料の材質、保存環境の整備、複製作成、修復作業にいたるまで、基本となる考え方や処理方法等を紹介します。また、資料の取り扱い方や保存容器等の作成方法についても学習します。
メッセージ
/Message
まず、本気で学芸員になりたいのか自己確認してもらいたいと思います。自分が学芸員になった場合、どういうことをしたいのかというイメージや目標を持った上で、資料の保存に向き合って下さい。そうすれば、資料保存に関する学習も必ず身につくはずです。
到達目標
/Attainment Targets
・資料の物理的な性質と劣化要因を理解した上で、資料保存の上で必要な手だてについて学ぶことができます。
・講義内容の要点をまとめて報告する表現方法や文章作成の能力を高めます。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
【テキスト】 ・石崎武志 『博物館資料保存論』(KS理工学専門書)2012,講談社
【参考文献】
 ・東京文化財研究所編 『文化財の保存環境』 2011,中央公論美術出版
 ・全国大学博物館学講座協議会西日本部会編 『博物館実習マニュアル』 2002,芙蓉書房出版
  ・京都造形芸術大学編 『文化財のための保存科学入門』 2002, 角川学芸出版
 ・沢田正昭著 『文化財保存科学ノート』 1997,近未来社 
学びの手立て
/Way of learning
1. 出欠確認は毎回行うので、遅刻・欠席は必ず届けを文書で出すこと。但し、理由もなく欠席が3分の1を越えた場合は評価は与えない。
2. 各講義の復習シートは必ず提出して採点を受けること。これによって学習状況を把握する。3.受講者数によっては、実習時に使う道具や材料を要することもある。
4.実習時には、机や道具の準備等、自主的に機敏に行動すること。
5. 新型コロナウイルス感染症防止対策のため、対面授業が限定される場合は、テキストと配布資料によって自主学習に取り組み、内容の理解を深めること。質問は随時受け付ける。
評価
/Evaluation
・平常点が60%に満たない者には、評価は与えない。
・評価は、毎講義の出席態度、復習シート及び課題(レポート)で50%、最終試験で50%とし、内容等を総合的に勘案して評価する。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
ぜひ自分が研究したいテーマを見つけて、卒業論文を書くこと。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 博物館における資料保存の意義 提出シート1(初回アンケート)
2 2 博物館資料の保存環境1 資料保存の諸条件とその影響(温湿度) 提出シート2(授業内容の復習)
3 3 博物館資料の保存環境2 資料保存の諸条件とその影響(光・大気) 提出シート3(以下同様)
4 4      〃      生物被害とIPM(総合的有害生物管理) 提出シート4
5 5 博物館資料の保存環境3 災害の防止と対策(火災・地震・水害・盗難等) 提出シート5
6 6 博物館見学(常設展・その他) ※日時変更あり レポート
7 7 資料の保全1 状態調査・現状把握 提出シート6
8 8 資料の保全2 資料の材質 提出シート7
9 9 資料の取り扱い実習 
10 10 資料の取り扱い実習
11 11 資料の保全3 資料の保存処置と修復 (1)記録資料 提出シート8
12 12   〃    資料の保存処置と修復 (2)民俗資料 提出シート9
13 13 資料の保存4 資料の複製・保護処置 提出シート10
14 14 資料の保存5 資料の梱包と輸送 提出シート11
15 15 文化財の保存と活用(博物館の果たす役割について考える)
16 16 試験又はレポート 試験

科目一覧へ戻る