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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/26 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
教育課程・教育方法/Educational Method and Curriculum
時間割コード
/Course Code
R110145004
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
資格科目資格科目(単位料あり)/
曜限
/Day, Period
木/Thu 6
開講区分
/semester offered
後期/Second Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
三村 和則/Kazunori MIMURA
科目区分
/Course Group
その他 その他 資格科目/その他 その他 資格科目
教室
/Classroom
5-314/5-314
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
三村 和則/Kazunori MIMURA 人間福祉学科/Department of Human Welfare
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
教育職員免許法の教育課程の意義及び編成の方法と教育の方法及び技術に係る科目。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
5号館5階 5505室 mimura*okiu.ac.jp(*は半角@に変換します)
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
これからの社会を担う子どもたちに求められる資質・能力を育成するために必要な教育の方法及び技術を(2021年度以前入学生にはICT及び教材の活用に関する基礎的な知識・技能も)身に付ける。また、学習指導要領を基準として各学校で編成される教育課程について、その意義や編成の方法を理解するとともに、各学校の実情に合わせてカリキュラム・マネジメントを行うことの意義を理解する。
メッセージ
/Message
小中高と毎日のように受け、大学でも毎日のように受けている授業(講義も授業の一つです。)。教師になれば仕事の中心となる授業。この授業について、まず哲学的に解明します。授業とは何かが分かったら、具体的な授業づくりの方法について、一般教授学の成果を用いて解説をします。教育課程については、教科課程のあり方を中心に、その意義・編成方法・改善方法について講義します。
到達目標
/Attainment Targets
授業は「教授と学習の統一した過程」として捉えるべきであること、その認識に至る教授学史に関する深い知識・理解を身につける。また、そうした授業を成立させるために欠かせない「指導案づくり」(2021年度以前入学生にはICT及び教材の活用を含む)の方法と「授業展開のタクト」の方法に関して深い知識・理解を身につける。これらを通して、授業を行うことへの意欲と自信を持つことができる。さらに、学習指導要領を基準として各学校において編成される教育課程について、その意義や編成の方法を理解するとともに、各学校の実情に合わせてカリキュラム・マネジメントを行うことの意義を理解する。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
テキスト:①配付するレジュメ集。②配付する資料集。
主要参考文献:①天野正輝編『教育課程 重要用語300の基礎知識』明治図書、1996年。②三村和則著『沖縄・学力向上のための提言』ボーダーインク、2010年。③岩垣攝他編『吉本均著作選集(全5巻)』明治図書、2006年。④吉本均編著『新 教授学のすすめ(全5巻)』明治図書、1989年。⑤岩垣攝他『教室で教えるということ』八千代出版、2010年。⑥深澤広明編著『教育方法技術論』協同出版、2014年。⑦『中学校学習指導要領』2017年。⑧『高等学校学習指導要領』2018年。残余については別途、指示する。
学びの手立て
/Way of learning
①「履修の心構え」:抽選となった場合、科目等履修生、4年生、3年生、2年生の順に登録を受け付ける。教職課程学生に相応しく遅刻・欠席がないよう努めること。
②「学びを深めるために」:大学の講義も授業であることから、授業者の授業展開方法、表現方法、教材・教具使用方法ならびに教材研究方法を学ぶことが大切である。レジュメ集と資料集に一度、目を通して毎回の講義に臨むとよい。講義時間内だけでは到達目標達成には至らないため、指定された時間外学習は必ず行うこと。また、別途指示した参考文献で補ったり深めたりするとよい。
評価
/Evaluation
小レポートを3回程課し、出欠点検をしない場合、その3分の2以上の提出をもって期末試験受験資格とする。評価方法と配分は、期末試験90%、小レポート10%とする。期末試験では「到達目標」に掲げた知識・理解、意欲をなるべく網羅的に評価する。特に「教授学キーワード」として整理した授業づくりの専門用語に関する知識・理解に40%程度配点する。論述問題については各設問に関わる講義内容(専門用語や重要事項)の出現率に応じて配点する。時間外の講演会・研究会等への参加報告書に10%加算する(随時案内・指示する)。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
本講義の内容は、各教科教授学の母体でもあり統合の学問でもある一般教授学の成果を内容にしているので、どの教科の授業においても共通している。そのため本講義をベースにして「教科教育法」と「同演習」を履修することが望ましい。その際、特に授業をつくるための「教授学キーワード」は大いに活用されるだろう。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 授業びらき/「教授学キーワード」について  良い「授業びらき」体験を記す
2 2 授業とは何か1 教授と学習の統一としての授業 対立物の統一の事象探し
3 3 授業とは何か2 教授理論と授業観の史的変遷 資料集p.4上の手書き書写
4 4 授業とは何か3 ドラマとしての授業の成立 自分がドラマ(演劇)から学ぶもの
5 5 指導案と教育課程1 指導案の意味、指導案の内容項目とその順序・書き方 最難関の指導案項目は何か
6 6 指導案と教育課程2 指導目標と学力観・指導要録の関連、「主体的・対話的で深い学び」 PISAと全国学テにチャレンジ
7 7 指導案と教育課程3 本時の展開計画の枠組みの変遷と授業観の変遷 資料集pp.25-28精読
8 8 指導案と教育課程4 学習指導要領の変遷、今日の学習指導要領、カリキュラム・マネジメント 学習指導要領領域変遷☆
9 9 教科内容の確定と教材研究1 教科内容と教材の関係、教科の成立条件と教育課程 資料集pp.32-36精読
10 10 教科内容の確定と教材研究2 教材研究(教材づくり・教材解釈・ICTの活用) 教材研究☆
11 11 発問づくりと指導言の構想1 発問 資料集pp.39-40精読
12 12 発問づくりと指導言の構想2 説明、指示、評価、助言/応答予想と切り返しの構想の方法1 資料集pp.41-42精読
13 13 応答予想と切り返しの構想の方法2 /授業実践としての授業展開のタクト 視聴する授業の指導案と教材精読
14 14 授業のビデオ視聴/ICT活用指導力 視聴した授業の感想文☆
15 15 ビデオで視聴した授業の分析・批評 資料集pp.10-14精読
16 16 試験

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