シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/26 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
進路指導・生徒指導/Psychology for Student and Career Guidance
時間割コード
/Course Code
R110570003
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
資格科目資格科目(単位料あり)/
曜限
/Day, Period
火/Tue 5
開講区分
/semester offered
後期/Second Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
片本 恵利/Eri KATAMOTO
科目区分
/Course Group
その他 その他 資格科目/その他 その他 資格科目
教室
/Classroom
5-305/5-305
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
片本 恵利/Eri KATAMOTO 人間福祉学科/Department of Human Welfare
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
教免法に定める「教育の基礎的理解に関する科目」のうち「生徒指導の理論及び方法」(進路指導及びキャリア教育の理論及び方法を含む。)科目です。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
オフィス・アワー 水曜4校時
katamoto☆okiu.ac.jp
メールを作成する際は、上記☆を@に変えて入力してください。
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
本科目では学校現場の実際に即した話題を取り上げ、心理学(特に青年期の発達に関する諸理論)を用いてグループワークやロールプレイを交えながら課題解決を実践的に学んでいきます。また本講義は本格的な教職課程履修の準備ができているかを見極める関門科目でもあり教壇に立つことを念頭に厳しい基準で成績評価を行います。
メッセージ
/Message
「クラスでいじめが起きたらどうしよう」「不登校や非行への対応が分からない」という不安はあって当然です。この科目では基礎理論を用いて実際の場面に即した形で課題解決の方法を探ります。仲間とアイデアを出し合い「こんな時こうすることもできる」と選択肢を増やして講義室のドアを出ましょう。本講義はスクールカウンセラー等臨床心理士としての実務経験を生かして進められます。
到達目標
/Attainment Targets
①教職の基礎となる学問的態度について理解し、身につけるための行動を継続する。
②大学での学びの基礎となる「読む」「書く」「話す」を身につけるための行動を継続する。
③大学での講義への参加の基本となる予習・復習がコンスタントにできる。
④青年期の発達課題と学校現場での諸問題の関係について理解できるようになる。
⑤④を踏まえて、学校現場の諸問題への対応の選択肢が増やせるようになる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
第1回 オリエンテ―ション 全ての生徒を対象とした計画的で組織的な進路指導・生徒指導の取り組み
第2回 進路指導・生徒指導に関わる基礎理論①~エリクソンを中心に(グループワークを含む)
第3回 進路指導・生徒指導に関わる基礎理論② ~マズローを中心に(グループワークを含む)
第4回 進路指導の歴史~適材適所主義からキャリア教育、キャリア・カウンセリングへ( 〃 )
第5回 青年期の発達課題を踏まえた進路指導① ~事例に見る進路指導のポイント( 〃 )
第6回 青年期の発達課題を踏まえた進路指導②~“やりたい仕事”の見つけ方~事例を通じて( 〃 )
第7回 生徒の心に添う進路指導とは ~個別指導と集団指導( 〃 )
第8回 今日の進路指導に求められるもの ~近代的アイデンティティからダイバーシティへ(〃)
第9回 生徒指導の基本方針~教科・道徳教育・総合的な学習の時間・特別活動における生徒指導(〃)
第10回 不登校への対応 青年期の発達課題と虐待・貧困等の理解に基づく集団指導・個別指導(〃)
第11回 非行への対応① 今日の非行をめぐる動向に基づく学級集団における非行防止の取り組み(〃)
第12回 非行への対応② 青年期の発達課題を踏まえた非行への対応~性教育・法教育を含む(〃)
第13回 青年期の発達課題といじめ いじり・インターネットへの対応を含む集団指導・個別指導(〃)
第14回 体罰と指導死 ~校則・懲戒・関連する法令の理解に基づいた生徒指導のありかた(〃)
第15回 進路指導・生徒指導における教師集団と保護者・地域・専門機関との連携(まとめと振り返り)(〃)
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
〇教科書: 白井利明「生活指導の心理学」勁草書房 文部科学省「生徒指導提要(改訂版)」
〇参考文献・参考資料等:文部科学省 教育政策研究所 生活指導・進路指導研究センター編「変わる!キャリア教育」
文部科学省HP  沖縄県教育庁HP
〇Teamsを用いて課題の提出、受講生どうしの意見交換等を行います。
学びの手立て
/Way of learning
①予習・復習は必須です。
②Teamsを用いて課題の提出や受講生どうしの意見交換等を行います。
③グループディスカッションが苦手でも、社交的でなくとも結構です。講義のために工夫された方法を用いて実践するうちにやり方が身に着きます。
④欠席は「履修規程」通り厳密に扱います。公欠・欠席の際は履修ガイドの「諸規程」の章にある「学部履修規程」通りの手続きを行ってください。
⑤配布物・提出物等についても、講義内で説明したとおりに進めます。
上記①~⑤は成績評価に反映します。
評価
/Evaluation
①予習・出席確認課題および中間テストを含む平常点 …30% 
②期末レポート … 70%
③発展学習は内容によって加点
*遅れて提出・不備のある課題はそれらの内容に応じて評価します。
大学の教職課程ですので、「頑張ったから」「出席して課題を出したから」合格ということはありません。あくまで教職につくために必要な能力を見るという観点から、①②③を通して上記「到達目標」がどの程度できているかを評価します。全出席で不可のこともあります。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
本講義および「教育の思想と原則」の単位を取得すると各教科教育法に進めます。上位科目では、本講義で学んだ基礎理論に基づいて諸問題を考察し指導や授業の計画を立てることが求められます。
心理学の関連科目として、「教育心理学」「教育相談の基礎と方法」等があります。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 オリエンテーション 全ての生徒を対象とした計画的組織的な進路指導・生徒指導の取り組み シラバスを読んでくる
2 2 進路指導・生活指導に関わる基礎理論① ~エリクソンを中心に(グループワークを含む) 講義中に指示の課題①
3 3 進路指導・生徒指導に関わる基礎理論② ~マズローを中心に( 〃 ) 講義中に指示の課題②
4 4 進路指導の歴史~適材適所主義からキャリア教育、キャリア・カウンセリングへ( 〃 ) 講義中に指示の課題③
5 5 青年期の発達課題をふまえた進路指導① ~事例に見る進路指導のポイント(〃) 講義中に指示の課題④
6 6 青年期の発達課題を踏まえた進路指導②~“やりたい仕事”の見つけ方~事例を通じて( 〃 ) 講義中に指示の課題⑤
7 7 生徒の心に添う進路指導とは ~個別指導と集団指導( 〃 ) 講義中に指示の課題⑥
8 8 今日の進路指導に求められるもの ~近代的アイデンティティからダイバーシティへ( 〃 ) 講義中に指示の課題⑦
9 9 生徒指導の基本方針~各教科・道徳教育・総合的な学習の時間・特別活動における生徒指導(〃) 講義中に指示の課題⑧
10 10 不登校への対応 青年期の発達課題と虐待・貧困等の理解に基づく集団指導・個別指導(〃) 講義中に指示の課題⑨
11 11 非行への対応① 今日の非行をめぐる動向に基づく学級集団における非行防止の取り組み(〃) 講義中に指示の課題⑩
12 12 非行への対応② 青年期の発達課題を踏まえた非行への対応~性教育・法教育を含む(〃) 講義中に指示の課題⑪
13 13 青年期の発達課題といじめ いじり・インターネットへの対応を含めた集団指導・個別指導(〃) 講義中に指示の課題⑫
14 14 体罰と指導死 ~校則・懲戒・関連する法令の理解に基づいた生徒指導のありかた(〃) 講義中に指示の課題⑬
15 15 進路指導・生活指導における教師集団と保護者・地域・専門機関との連携(〃) 講義中に指示の課題⑭

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