シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/26 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
教育相談の基礎と方法/Introduction and Methods for Educational Counseling
時間割コード
/Course Code
R110580002
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
資格科目資格科目(単位料あり)/
曜限
/Day, Period
金/Fri 2
開講区分
/semester offered
後期/Second Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
片本 恵利/Eri KATAMOTO
科目区分
/Course Group
その他 その他 資格科目/その他 その他 資格科目
教室
/Classroom
5-304/5-304
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
片本 恵利/Eri KATAMOTO 人間福祉学科/Department of Human Welfare
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
本講義は、教免法に定める「教育の基礎理解に関する科目等」のうち、「 教育相談(カウンセリングに 関する基礎的な知識を含む。) の理論及び方法 」に関する科目です。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
オフィス・アワー 水曜4校時
katamoto☆okiu.ac.jp 
*メールを作成する際は上記の☆を@に変えて入力してください。
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
本科目では、教育心理学、進路指導・生徒指導の基礎的な実践的な知識を踏まえ、心理学の基礎知識を確認しながら、カウンセリングの理論と技法に基づいてグループワーク、ロールプレイ等を交え教育相談について実践的に学んでいきます。
メッセージ
/Message
「カウンセラーになるわけでもないのにこんな科目不要では」と思っていませんか?しかしカウンセリングの理論や技法を用いると通常の指導とは違う対応のヒントが見えるかも知れません。カウンセリングの発想を活用して実際の場面での対応の幅を広げて講義室のドアを出ませんか?なお本講義は担当教員のスクールカウンセラー等臨床心理士としての実務経験を生かして進められます。
到達目標
/Attainment Targets
①教職の基礎となる学問的態度について理解し、身につけるための行動を継続する。
②大学での学びの基礎となる「読む」「書く」「話す」を身につけるための行動を継続する。
③大学での講義への参加の基本となる予習・復習がコンスタントにできる。
④「教育心理学」「進路指導・生徒指導」で学んだ理論が定着していることが確認できる。
⑤④を踏まえて、カウンセリングの理論や技法に基づいて学校現場の諸問題への対応の選択肢が増やせるようになる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
1.オリエンテーション・登録調整
2.教育相談と学校カウンセリング ~教師として、一人の生徒がもつ「世界」を知る
3.臨床心理学の基礎知識① パートナー・他者理解にもとづいた教育相談
4.臨床心理学の基礎知識② タイプを知る・個性を生かす支援
5.臨床心理学の基礎知識③ 相談の仕方・受け方 ~「悩み」を「きく」・「はなす」
6.臨床心理学の基礎知識④ 「無意識」を想定すると見えてくるもの 
  ~フロイト、ユング
7.教育相談の実際① 教育相談の注意点と教師の役割 ~ ロジャーズ
8.教育相談の実際② 非行への対応 /中間テスト
9.教育相談の実際③ 不登校への対応(思春期のカウンセリングと心理療法の
 各種技法
10.教育相談の実際④ 心理テストの注意点 
11. 学校現場での緊急事態への対応の実際(ワークショップ)・いじめへの
 対応1
12. 自殺予防とメンタルヘルス① 教師のメンタルヘルス・いじめへの対応2
13. 自殺予防とメンタルヘルス② 心の病の理解と自殺予防・いじめへの対応3
14. 保護者・地域・専門機関との連携 ~クレームへの対応をめぐって
15.まとめ・振り返り











テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
〇教科書は使用しません。適宜資料を配付します。
〇参考文献・図書・資料 文部科学省「生徒指導提要(改訂版)」 菅佐和子他「臨床心理学の世界」有斐閣 
桑原知子 「教室で生かすカウンセリングマインド」日本評論社
氏原寛「実践から知る学校カウンセリング-教師カウンセラーのために-」培風館 
高橋祥友「自殺予防」岩波新書 藤掛明「非行カウンセリング入門」金剛出版
岩宮恵子「フツーの子の思春期」岩波書店 他
〇Teamsを用いて課題の提出、受講生どうしの意見交換等を行います。
学びの手立て
/Way of learning
①予習・復習は必須です。予め講義の範囲の資料等を読み取り組んだ課題をもとに講義内でグループディスカッションを行い、学びを深めます。
②Teamsを用いて課題の提出、受講生どうしの交流などを行います。
③欠席は「履修規程」通り厳密に扱います。公欠・欠席の際は履修ガイドの「諸規程」の章にある「学部履修規程」通りの手続きを行ってください。
④配布物・提出物等についても、講義内で説明したとおりに進めます。
上記は成績評価に反映します。
評価
/Evaluation
①予習・出席確認課題および中間テストを含む平常点 …30% ②期末レポート … 70%
発展学習は内容に応じて加点します。
*期限遅れや不備のある課題はその不備等の内容に応じた評価を行います。
大学の教職課程ですので、「頑張ったから」「出席して課題を出したから」合格ということはありません。あくまで、教職につくために必要な能力を見るという観点から、①②を通して上記「到達目標」がどの程度できているかを評価します。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
この科目の単位を取得する頃には教職課程履修が中盤にさしかかっています。「介護等の体験」や「特別活動演習」、「教育実習」、総まとめの「教職実践演習」を通じ、最終的には教師として採用された現場で本講義の学びがいかせるよう、模擬授業等にこの科目で得た知見やスキルを反映させていくことが求められます。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 オリエンテーション・登録調整(グループワークを含む) シラバスを読んでくる
2 2 教育相談と学校カウンセリング(グループワークを含む) 講義中に指示の課題①
3 3 臨床心理学の基礎知識①パートナー・他者理解に基づいた教育相談 講義中に指示の課題②
4 4 臨床心理学の基礎知識②タイプを知る・個性を生かす支援 講義中に指示の課題③
5 5 臨床心理学の基礎知識③ 相談の仕方・受け方~「悩み」を「聞く」 講義中に指示の課題④
6 6 臨床心理学の基礎知識④ 無意識を想定すると見えてくるもの~フロイト、ユング(  〃  ) 講義中に指示の課題⑤
7 7 教育相談の実際① 教育相談の注意点と教師の役割 ~ロジャーズの理論( 〃 ) 講義中に指示の課題⑥
8 8 教育相談の実際② 非行への対応( 〃 )中間テスト 講義中に指示の課題⑦
9 9 教育相談の実際③ 不登校への対応(思春期のカウンセリングと心理療法の各種技法)(〃) 講義中に指示の課題⑧
10 10 心理テストの注意点(  〃 ) 講義中に指示の課題⑨
11 11 学校現場での緊急事態への対応の実際(ワークショップ・いじめへの対応を含む) 講義中に指示の課題⑩
12 12 教師のメンタルヘルス(  〃  ) 講義中に指示の課題⑪
13 13 こころの病の理解と自殺予防(  〃  ) 講義中に指示の課題⑫
14 14 保護者・地域・他の専門機関との連携~クレームへの対応をめぐって~(〃 ) 講義中に指示の課題⑬
15 15 まとめ・振り返り(  〃  ) 講義中に指示の課題⑭

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