シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/03/24 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
労働経済学Ⅰ/Labor Economics Ⅰ
時間割コード
/Course Code
E270260001
開講所属
/Course Offered by
経済学部経済学科コースなし/College of Economics and Environmental Policy Department of Economics
開講区分
/semester offered
前期/First Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
伊波 寛智/Hirotomo IHA
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択/専門科目 専門科目選択
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
伊波 寛智/Hirotomo IHA 経済学科/Department of Economics
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
経済学の基盤となる知識を修得し、経済・社会における問題を自ら発見し、分析して解決できる人物の育成に寄与する。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
メール(iha@okiu.ac.jp)または講義終了後の教室で受け付けます。
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
【本講義の目的】
・沖縄県の労働市場は、特徴的であり、例えば失業率・離職率は、非常に高い水準である。他には全国と比較して最低賃金や労働生産性が低いことなど、皆さんのアルバイトや就職活動に結びつく重要で押さえておくべき内容である。そこで本講義では、これらの沖縄県の労働市場についてまずは現状を把握し、今後の労働市場を形成する労働者・企業双方の戦略行動について労働経済学の基礎理論を学ぶ。
メッセージ
/Message
【労働について多方面からアプローチして考えてみよう!】
・労働経済学の理論をはじめ、労働に関するニュース、新聞記事などを紹介し、より身近に労働について考えられるような講義とします。
・労働をテーマにした映画上映等を行い、理解を深めていきます。

【実務経験】
・銀行での勤務経験を活かし、労働に関する企業の事例等を紹介する。また、県内研究所が提供する労働の調査報告書等を用いて解説する。
到達目標
/Attainment Targets
【本講義の到達目標】
・労働市場における需要・供給の理論について理解する。
・常に変化し続ける労働市場での労働問題について理解し、それらの発生要因を分析し、どのように対処できるかを考察する。
・自身が労働市場に出た際にこれらを知識を活用することができる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
【テキスト】
・テキストは特に指定せず、講義内容に沿った資料配布で講義を進める。
・労働をテーマにした映画上映等を行う。(内容については、講義内でお知らせします)
・その他、より理解を深めるために下記の参考文献を推奨します。

【参考文献】
・清家篤・風神佐知子(2020)『労働経済』東洋経済新報社
・川口大司(2017)『労働経済学』有斐閣
・川口大司編(2017)『日本の労働市場 経済学者の視点』有斐閣
※上記以外にも、講義の内容に応じて適宜紹介します。
※本学図書館の蔵書検索OPACを活用し関連書でも学習できます。
学びの手立て
/Way of learning
【①履修の心構え】
・講義では毎回出席を取ります。遅刻しないように注意して下さい。
・他の受講生の妨げになるような行為は厳禁。
・受講者は共に学び合う仲間なので、助け合う雰囲気を大切にして下さい。
・講義の内容は皆さんの理解度、関心に合わせて一部変更する場合があります。
・講義の内容で理解が難しかった点や、講義に関する要望等があればリアクションペーパーに記入して下さい。内容に応じて、次の講義で補足説明をします。
・できるだけ双方向の講義となるように、適宜質問をします。受け身の受講ではなく、積極的に発言するなど能動的な受講を望みます。
・その他、理解を深めるためにクイズ問題やグループディスカッション等を適宜取り入れるので積極的に参加して下さい。

【②学びを深めるために】
・普段からニュース、新聞などで情報収集を行い、講義に対応できるようにしておいて下さい。
・日頃からアルバイト等を通して、労働について疑問や改善点を考える習慣を身につけ、講義内で共有し、受講者全体で理解を深めていきましょう。
評価
/Evaluation
【評価方法について】
・期末試験(70%)、レポート(30%)で評価します。
※但し、講義回数の3分の2以上の出席を成績評価の前提とします。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
・労働経済の基礎理論を踏まえ、現実の労働問題について考える。
・就職活動やインターンシップにおいて労働経済学で学んだ理論等を当てはめて客観的に考える。
・より深く学びたい方は下記の関連科目の履修を勧めます。

【関連科目・次のステージ】
・労働経済学Ⅱ
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 オリエンテーション
(講義内容、評価方法、講義の進め方)
事前にシラバスを読む
2 2 労働経済学について
(労働経済学の概要について理解する)
労働経済学について調べる
3 3 労働供給(1) 
(労働者はなぜ労働力を提供し、何をもとに労働力を提供するのか?)
ミクロ経済学の復習
4 4 労働供給(2) 
(労働の供給曲線を描いてみよう)
ミクロ経済学の復習と前回講義の振り返り
5 5 労働需要(1)
(企業はどのようにして労働者を雇うのか?)
ミクロ経済学の復習と前回講義の振り返り
6 6 労働需要(2)
(労働の需要曲線を描いてみよう)
ミクロ経済学の復習と前回講義の振り返り
7 7 労働市場分析(1)
(供給曲線と需要曲線を用いて考えてみよう)
労働市場の環境変化を考える
8 8 労働市場分析(2) 
(労働市場の変化をケーススタディで考える)
労働市場の環境変化を考える
9 9 失業(1)
(失業はなぜ発生し、どのような影響があるか)
※映画上映予定
失業の影響を考える
10 10 失業(2)
(誰が失業していて、今後はどうなるのか?)
失業の影響を考える
11 11 賃金(1)
(年功序列賃金の理論)
賃金制度について調べる
12 12 賃金(2)
(年功序列賃金と成果主義の比較)
賃金制度について調べる
13 13 労働時間(1)
(労働時間の推移、諸外国との比較)
労働時間について調べる
14 14 労働時間(2)
(残業代はなぜ高いのか?残業は悪か?)
労働時間について調べる
15 15 前期講義の総括と期末試験について 前期講義内容の振り返り
16 16 期末試験 期末試験勉強

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