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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/04/29 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
グローカルセミナーⅡ/Glocal Seminar Ⅱ
時間割コード
/Course Code
E370740001
開講所属
/Course Offered by
経済学部地域環境政策学科コースなし/College of Economics and Environmental Policy Department of Regional Economics and Environmental Policy
開講区分
/semester offered
後期/Second Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
東道 里璃(非常勤)/Riri TODO
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択/専門科目 専門科目選択
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
東道 里璃(非常勤)/Riri TODO 地域環境政策学科/Department of Regional Economics and Environmental Policy
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
専門職業人として活動するのに役立つ科目の提供
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
メールで連絡して下さい。
ppt1376あっとまーくokiu.ac.jp
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
海外留学や海外遊学により、外国で長期にわたり精神的に質の高い生活をしていくための異文化コミュニケーション力を身につけます。外国に行けば異なる価値観で暮らしが営まれており、これまでとは違ったライフスタイルの中で生活をします。暮らしの中でも、特に住環境と食文化にフォーカスし、西洋と沖縄の双方のライフスタイルを、歴史的背景から学びます。また、沖縄県内でのフィールドワークを通して、伝統的家屋、伝統工芸品に触れ、地域の文化を肌で感じ取ります。

実際の暮らしの場面で、沖縄のおもてなし精神を行動に移すことができるよう、毎日の暮らしに欠かせないダイニングテーブルを主役に、沖縄文化を食卓で表現する方法を実践的に学びます。西洋の伝統文化であるテーブルコーディネートに、沖縄の伝統文化である風水思想、及び、伝統的工芸品を取り入れ、東西折衷スタイルの空間プロデュースができるための知識、考え方、実践法への理解を深めます。

国際的視点に立った異文化理解力と、地域に受け入れてもらうための地域理解力の両方を持ち合わせ、双方の文化に敬意を払った上で融合させる力があると、円滑なコミュニケーションがとれるようになります。
メッセージ
/Message
海外留学や海外遊学を考えている学生、外国人とのコミュニケーションに興味のある学生、観光業などの多国籍・多文化の同僚やお客様と関わる職業に興味のある学生、飲食店、食器、インテリアなど食空間に関わる職業に興味をお持ちの皆さんのためのセミナーです。身近な食卓を通し、異文化コミュニケーションを円滑にするツールとして、東西折衷スタイルのテーブルセッティングを一緒に考えてみませんか。那覇市へのフィールドワークや実際にテーブルウエアを使用したテーブルセッティング体験など、実践的な指導を行うため受講者数には定員があります。受講希望者数が多い場合は条件に則して抽選します。初回の授業には必ず出席してください。

【フィールドワークについて】
・那覇市へのフィールドワークや、実践的な指導を行うため受講者数には定員があります。受講希望者数が多い場合は条件に則して抽選します。初回の授業には必ず出席してください。
・第14週(1月20日)と第15週(1月27日)は休校とし、11月14日(金)に2時限分の授業(補講)を行います。出席できない学生は、課題の提出があります。

【授業の方法、および、モットー】

授業の方法、および、モットーは以下の通りです。授業に積極的に参加して、自分の考えを言語化し、自分の言葉をもつことで、発信力を高めるスキルを磨きます。

■授業の方法:理論検討、実例検討の相互交流。共同作業、討論を多く。調査、見学、フィールドワークを含む。

■モットー:豊かな発想、楽しく、自分の意見を持つ、肯定する、違いを認め合う、歴史を紐解く、自然と調和する

【実務経験】琉球風水の教えに従う「風水空間プロデュース講座」を開催する、琉球風水の空間デザインスクール運営。異文化コミュニケーション学をバックグラウンドに、西洋のインテリア装飾と、東洋の風水思想、及び、東洋の工芸品を融合して空間デザインしてきた現場経験から、グローカルスタイルの空間プロデュースに必要な知識、考え方、実践法を解説する。
到達目標
/Attainment Targets
・異国の文化に敬意を表した上で、自国の文化を誇りをもって伝えるための基礎知識を得ることができる。
・沖縄文化をテーマにコンセプトを設計し、心の交流を円滑にするおもてなしテーブルをつくるために必要な基礎知識、及び、プロセスを理解できる。
・空間プロデュースに必要な色彩、及び、スタイルについての基礎知識を得ることができる。
・海外の文化に地域の文化を融合させることの魅力や意義を理解できる。
・東洋思想の陰陽論の基礎を学び、空間デザインにおける陰陽の調和を感覚的に理解できるための素地を身につけることができる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
テキストは指定しない。随時資料を配布する。
参考文献:
東道里璃『琉球風水でナチュラルエレガント 風水空間デザインの教科書』東道里璃著(2022)ガイアブックス【第2章・第7章】
学びの手立て
/Way of learning
・講義を受講し、課題がある場合は回答し、提出して下さい。
・わからないところは放置せず、積極的に授業内、授業後に質問し、理解するよう努めて下さい。
・課題に取り組み、自分で調べても前に進めない時は、メールで相談して下さい。
・課題意識を持ち、自分で調べて、自分の頭で考えて、自分の言葉で表現するまでの、全てのプロセスを大切にしてください。
・講義やフィールドワークで「感じたこと」は、「なぜ、そう感じたのか」自分に問いかけ、言語化できるよう努めてください。
・欠席する場合は、必ず欠席届を提出して下さい。
・受講生と相談の上、内容や進め方を変更することがあります。
評価
/Evaluation
2/3以上の出席、授業や巡検への参加、課題等の提出を単位取得の必須条件とします。
■評価配分
・発表①(プレゼン、PPT資料提出、レジュメ提出)20% 20点
・発表②(プレゼン、PPT資料提出、レジュメ提出)20% 20点
・通常講義(15回)参加姿勢 15% 2✕15回=30点
・通常講義(15回)課題提出(振り返りシート・フィードバックシート等) 30% 2点✕15回=30点

論理的思考と直感的感情の両方を大切にしています。論理的に考えて言葉を導き出す力だけでなく、直感的に何を感じたかを言葉・絵・画像で表現する力も評価の対象になります。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
「グローカルセミナーI」

前期の「グローカルセミナーⅠ」は、海外へ出る前に、自分の価値観と向き合い、ライフデザインを行い、準備と計画を行います。後期の「グローカルセミナーII」では、住環境と食文化など実際に海外で暮らすためのライフスタイルをシュミレーションします。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1(9/30) 全体ガイダンス/沖国大留学制度の紹介 ・GLEXAの使い方 配布資料を読み返す/振り返りシート記入
2 2(10/14) 西洋の住環境と食文化の歴史 PPT発表準備/自分の行きたい国の住環境と食文化を調べる
3 3(10/21) 外国での生活体験談 PPT発表準備/自分の行きたい国の住環境と食文化を調べる
4 4(10/28) 自分の行きたい国のライフスタイル(住環境と食文化)【PPT発表①-1】 PPT発表準備
発表者:質問されて答えられなかったところを調べる
5 5(11/4) 自分の行きたい国のライフスタイル(住環境と食文化【PPT発表①-2】 振り返りシート
発表者:質問されて答えられなかったところを調べる
6 6(11/11) 琉球王朝時代の住環境と食文化の歴史〜風水思想の視点から 琉球王朝時代の住環境と食文化のまとめ
7 7(11/14) 【フィールドワーク】壺屋やちむん通り・琉球民家(県立博物館) フィールドワークで得た情報をまとめる
補講日に2時限分実施(11/14金曜日)
8 8(11/14) 【フィールドワーク】壺屋やちむん通り・琉球民家(県立博物館) フィールドワークで得た情報をまとめる 補講日に2時限分実施(11/14金曜日)
9 9(11/18) フィールワークまとめ&グループディスカッション/沖縄文化テーブルコーディネート事例 テーブルコーディネートのコンセプトにする沖縄文化のリサーチを始める
10 10(12/2) 色彩理論と陰陽/インテリアスタイルと陰陽 色彩とインテリアスタイルの陰陽について復習する
11 11(12/9) テーブルセッティング体験【実技@厚生会館2F】 テーブルセッティングの図を描く
12 12(12/16) グローカルテーブル コンセプト設計の手順 PPT発表②準備 コンセプト設計書作成
13 13(12/23) 発表「私のうとぃむちテーブルセッティングプラン」【PPT発表②-1】 PPT発表②準備 コンセプト設計書作成
発表者:質問されて答えられなかったところを調べる
14 14(1/6) 発表「私のうとぃむちテーブルセッティングプラン」【PPT発表②-2】 発表者:質問されて答えられなかったところを調べる
15 15(1/13) 自己評価シート・グループディスカッション&まとめ 全体の振り返り

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