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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/03/24 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
会計学特別講義(2単位)/Special Lecture in Accounting
時間割コード
/Course Code
F170451001
開講所属
/Course Offered by
産業情報学部企業システム学科コースなし/College of Industry and Information Science Department of Business Administration
開講区分
/semester offered
集中/Intensive
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
高橋 聡(非常勤)
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択/専門科目 専門科目選択
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
高橋 聡(非常勤) 企業システム学科/Department of Business Administration
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
ビジネスにおける基礎的な知識と財務会計諸表を多面的に分析し、実践的な課題解決能力を総合的に身につけていきます。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
授業終了後に教室で受け付けます
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
企業が毎年公開する有価証券報告書は、過去の活動実績と将来予測をする際に必要なデータの宝庫です。ただ、その分析には一定の知識が必要となります。この講義では、財務諸表に開示されるデータがどこから来て、どこに向かおうとしているのかを知ることを目標とします。
メッセージ
/Message
社会に数多くある企業が業界のなかでどのように位置づけられ、将来性があるのかを知ることは、これから社会に出て行く学生の皆さんには必要な知識です。また、この講義で学ぶ分析方法は、卒業論文を作成する際のヒントにもなります。企業を分析する際に必要な手法を厳選し、段階を経て学ぶなかで、就職活動・卒業論文に必要な分析手法を体得してみませんか?
到達目標
/Attainment Targets
本講義は、財務諸表が複式簿記の技術を経て作成されることを知っている学生が、集積された財務データを、業界内での企業の特徴や、強さ・弱さを分析するなかで利用し、将来に向けた戦略を立案できるようになることを目標とします。そのため、分析の途中には、財務諸表から離れる分析が必要になりますが、本講義では、いくつかの分析を通じて、企業の活動成果はすべて財務諸表に集約されること、将来に向けた活動の原資も財務諸表のなかから導き出す必要があることを知り、企業を冷静な目で分析できるようになることが期待されます。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
『学部生のための企業分析テキストー業界・経営・財務分析の基本-(改訂版)』創成社 高橋聡 福川裕徳 三浦敬 編著
学びの手立て
/Way of learning
本講義は、分析手法の講義の後、チームでの実践学修を求めることを予定です。そのため、遅刻・欠席が多くなると、共同で作業をするチームのメンバーに迷惑がかかります。受講を希望する学生の皆さんは、原則、遅刻・欠席せず、講義時間内で分析手法を体得するように努めてください。
 また、講義時間内で、分析手法を体得できない学生には、質問を受け付けますので、その日の講義内容は、その日のうちに理解するようにしてください
評価
/Evaluation
評価方法は、講義最終日に実施するチームの共同研究成果報告の内容で行います(70%)。本講義の評価には、教員だけではなく、受講者自身の他チームへの感想も、一部加点として反映させたいと考えております(15%)。これは、皆さんと同じ立場の学生がどの程度かを知り、今後の学修に生かすことが重要だと考えているからです。その意味でも、皆さんには、毎回の講義への出席が求められます。出席による参加度合いは、一部平常点として考慮しますので(15%)、積極的に受講するようにしてください。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
関連科目:財務会計、管理会計、経営戦略論、経営分析、監査論

本講義で学修した企業分析の基礎体系を関連科目などを通じより的確な意思決定ができるよう研鑽を積んでください。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 オリエンテーション 会計学・簿記の概略の予習
2 2 業界分析−企業の選択− 業界分析の復習
3 業界分析-企業が属する業界の特徴- 業界分析の復習
4 4 業界分析-業界内での企業の特徴- 業界分析の復習
5 5 経営分析-ファイブフォース分析- 経営分析手法の復習
6 6 経営分析-PPM分析- 経営分析手法の復習
7 7 経営分析-SWOT分析- 経営分析手法の復習
8 8 財務分析-収益性分析- 財務分析手法の復習
9 9 財務分析-安全性分析- 財務分析手法の復習
10 10 財務分析 財務分析手法の復習
11 11 総括(分析結果の統合ー視点の解説) 統合的視点のまとめ
12 12 総括(分析結果の統合-学生サンプルの開示) 統合的視点のサンプルとの対比
13 13 報告の準備(1)学生チームの分析結果の開示 統合的視点の確立
14 14 報告の準備(2)学生チームの分析結果の調整 総合的視点の確立
15 15 報告の実施(1)学生チームによる研究成果報告 総合的視点の確立
16 16 報告の実施(2)研究成果討論・総評(試験代替) 総合的評価の確立

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