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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/03/24 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
アジア社会文化論Ⅰ/Social and Cultural Studies of Asia Ⅰ
時間割コード
/Course Code
I470140001
開講所属
/Course Offered by
総合文化学部社会文化学科コースなし/College of Global and Regional Culture Department of Society and Regional Culture
開講区分
/semester offered
後期/Second Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
石垣 直/Naoki ISHIGAKI
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択/専門科目 専門科目選択
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
石垣 直/Naoki ISHIGAKI 社会文化学科/Department of Society and Regional Culture
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
本講義は、 社会文化学科の「発展科目」として設定されている。
「アジアのなかの沖縄・日本」を考えるために必須の科目である。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
E-mail:nishigaki@okiu.ac.jp
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
 中国は歴史的に沖縄と深い関わりあいをもってきた国である。また、近代になって沖縄が日本に組み込まれてきた歴史、日本の近代、さらには21世紀のアジアおよび世界を考えるうえで、とても重要な対象である。
 本講義では、地理、歴史、宗教・思想、社会変化、現代生活といったさまざまなトピックから多面的に迫ることで、「巨大な隣人」についての理解を深めることを目指す。
メッセージ
/Message
 「中国」を知らずして、東アジアを語ることはできない。東アジアにおける文明の中心としての「中国」を学ぶことは、翻って、私たちが住む沖縄・日本の理解にも繋がるはずである。「アジアの時代」が叫ばれている今こそ、「巨大な隣人」である「中国」を学ぶ必要がある。
到達目標
/Attainment Targets
「巨大な隣人・中国」に関する基礎的な情報を学び、歴史、言語、親族、社会関係、思想・宗教など個別のトピックを理解する。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
01.ガイダンス
02.中国の概要:概要・基礎データ
03.中国の歴史:華夷秩序と王朝の交代劇
04.映像鑑賞(1):二人の「末代皇帝」、溥儀と毛沢東
05.中国語の世界(1):漢語・漢字の歴史と「中国人」
06.中国語の世界(2):中国語入門
07.中国社会の構造(1):親族関係
08.中国社会の構造(2):人間関係、社会関係
09.映像鑑賞(2):中国(漢族)の習俗・宗教世界
10.中国の思想と宗教(1):中国の祭日、儒教
11.中国の思想と宗教(2):仏教、道教、風水
12.中国の思想と宗教(3):民俗宗教の世界
13.現代中国の現状と課題:政治・経済、民族・統独問題
14.映像鑑賞(3):現代中国
15.まとめ:中国文化と現代社会
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
テキストは特になし。(毎回の講義ではレジュメおよび資料を配布する)
参考文献については、毎回の講義の際に適宜紹介する。
学びの手立て
/Way of learning
高校の頃に学んだ世界史や日本史の知識、そして各自の日本文化・沖縄文化に関する知識を頼りに、「比較」という視点から「中国」について考えよう。「他者」を知ることは「自己」を深く理解することにも繋がるはずである。
評価
/Evaluation
授業参加姿勢を確認するためのリアクション・ペーパー(講義のポイント、内容へのコメント・質問)の提出を求める。
また、学期末には講義と関わるレポート課題の提出を求め、出席・授業参加姿勢とともに総合的に評価する。
評価:平常点(40点)、レポート(60点)
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
中国だけでなく、朝鮮半島や東南アジアそしてオセアニア地域に対する理解も併せて学ぼう。文化人類学、民俗学、比較民俗学、アジア文化概論、琉球アジア文化論などの講義が、様々な視点を提供してくれるだろう。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 ガイダンス 講義の概要を理解する
2 2 中国の概要――概要・基礎データ 諸統計データを調べる
3 3 中国の歴史――華夷秩序と王朝の交代劇 日本史・琉球史と比較する
4 4 映像鑑賞(1)――中国史と二人の「皇帝」 中国史関連の映像を探す
5 5 中国語の世界(1)――漢語・漢字の歴史と「中国人」 漢字・漢語の成り立ちを調べる
6 6 中国語の世界(2)――中国語入門 中国語学習に挑戦する
7 7 中国社会の構造(1)――親族関係 朝鮮・日本・沖縄と比較する
8 8 中国社会の構造(2)――人間関係、社会関係 〈関係〉の重要性を理解する
9 9 映像鑑賞(2)――中国(漢族)の習俗・宗教世界 思想・宗教関連の映像を探す
10 10 中国の思想と宗教(1)――中国の祭日、儒教 日本・沖縄への影響を考える
11 11 中国の思想と宗教(2)――仏教、道教、風水 日本・沖縄への影響を考える
12 12 中国の思想と宗教(3)――民俗宗教の世界 日本・沖縄と比較する
13 13 現代中国の現状と課題――政治・経済、民族問題 時事問題との関連を考える
14 14 映像鑑賞(3)――現代中国 関連する映像を探す
15 15 まとめ――中国文化と現代社会 講義の内容を振り返る

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