シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/03/24 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
人間文化課題研究Ⅱ/Seminar on Human Cultures Ⅱ
時間割コード
/Course Code
0110460001
開講所属
/Course Offered by
共通科目人間文化科目群/General Education Course
開講区分
/semester offered
通年/One-Year
単位数
/Credits
4.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
村井 忠康/Tadayasu MURAI
科目区分
/Course Group
その他 その他 共通科目/その他 その他 共通科目
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
村井 忠康/Tadayasu MURAI 地域行政学科/Department of Regional Administration
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
日本語で書かれた哲学のテキストを読みながら、ゼミ形式で議論をおこなう。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
研究室5503
t.murai@okiu.ac.jp
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
フェイクニュースや陰謀論について論じている最近の哲学書を読みながら、知識の伝達や根拠、真理(真実、事実)の価値といった認識論的問題について、議論を深めてみたい。インターネットの普及によって情報の獲得のしやすさは飛躍的に向上したが、その反面、ネット空間ではリアルな社会生活よりも嘘やでたらめが急速に拡散してしまうし、相手を論破できさえすれば真理など重要ではないという開き直りさえ見られる。情報化社会のこうした功と罪は、それ自体としても哲学の主題となりうるし、また、哲学の一分野である認識論のあり方を考え直すことを迫るものでもある。この授業では、フェイクニュースや陰謀論の具体的な事例を参照しつつ、テキストとともにインターネット時代における認識論について考えてゆく。
メッセージ
/Message
まずは気軽に口を開くことから始めてほしい。自由に意見を出し合いながら哲学書を読む体験を通じて、議論というものが共同作業の一種であることが実感できるはずである。
到達目標
/Attainment Targets
哲学の問題について考えるためには本を読む必要がある。しかし、読めばいいというものでもない。たくさん哲学書を読んで哲学者や哲学用語に詳しくなったとしても、それをもとに自分で考えることができなければ、哲学をしていることにはならない。それができるようになる一つの道は、「わかりそうだけどすぐにはわからない、でもわかりたい」と思える哲学の文章をじっくり何度も読むことだろう。そこで、この授業の目標は次の二点とする。

①書かれている内容を口頭で説明できようになる。
②ある程度まとまった文章で自分の見解を述べることができるようになる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
テキスト:
山田圭一『フェイクニュースを哲学するー何を信じるべきか』、岩波新書、2024年。
学びの手立て
/Way of learning
・議論とは、一緒に何かを作り出すことだという意識をもってほしい。お互いの間違いを修正し合うことを通じて、一人では思いもよらなかった結論に達するなら、それは共同作業を成し遂げることでもある。
・前期の前半は輪読形式で行う。この間にテキストの読み方のコツを掴んでもらい、以後は毎回担当者が事前にレジュメを作成し、それをもとにテキストの内容を報告する発表形式で行う。
・後期はテキストを踏まえたグループ学習・発表も実施したい。
評価
/Evaluation
平常点100% 
ただし、最低一回のレジュメ発表ないし提出が必要。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
「哲学Ⅰ」および「同Ⅱ」、「哲学概論」、「倫理学概論」、「エコロジーの思想」、「環境の倫理学」など。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 ガイダンス:授業の進め方の説明 シラバス・配布資料の確認
2 2 輪読 テキストの該当箇所を事前に読む
3 3 輪読 テキストの該当箇所を事前に読む
4 4 輪読 テキストの該当箇所を事前に読む
5 5 輪読 テキストの該当箇所を事前に読む
6 6 輪読 テキストの該当箇所を事前に読む
7 7 輪読 テキストの該当箇所を事前に読む
8 8 レジュメ発表と議論 テキストの該当箇所を事前に読む
9 9 レジュメ発表と議論 テキストの該当箇所を事前に読む
10 10 レジュメ発表と議論 テキストの該当箇所を事前に読む
11 11 レジュメ発表と議論 テキストの該当箇所を事前に読む
12 12 レジュメ発表と議論 テキストの該当箇所を事前に読む
13 13 レジュメ発表と議論 テキストの該当箇所を事前に読む
14 14 レジュメ発表と議論 テキストの該当箇所を事前に読む
15 15 レジュメ発表と議論 テキストの該当箇所を事前に読む
16 16 レジュメ発表と議論 テキストの該当箇所を事前に読む
17 17 レジュメ発表と議論 テキストの該当箇所を事前に読む
18 18 レジュメ発表と議論 テキストの該当箇所を事前に読む
19 19 レジュメ発表と議論 テキストの該当箇所を事前に読む
20 20 レジュメ発表と議論 テキストの該当箇所を事前に読む
21 21 レジュメ発表と議論 テキストの該当箇所を事前に読む
22 22 レジュメ発表と議論 テキストの該当箇所を事前に読む
23 23 レジュメ発表と議論 テキストの該当箇所を事前に読む
24 24 グループ学習 題材調査
25 25 グループ学習 題材調査
26 26 グループ学習 題材調査
27 27 グループ学習 題材調査
28 28 グループ発表 発表資料の見直し
29 29 グループ発表 発表資料の見直し
30 30 グループ発表 発表資料の見直し

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