基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Course	南島社会文化特殊研究Ⅰ／Research on Ryukyuan Society and Culture Ⅰ
時間割コード ／Course Code	W11M004202
開講所属 ／Course Offered by	地域文化研究科南島文化専攻南島文化専攻／Graduate School of Regional Culture Department of Ryukyuan Culture Department of Ryukyuan Culture
開講区分 ／semester offered	通年／One-Year
単位数 ／Credits	4.0
学年 ／Year	1,2
主担当教員 ／Main Instructor	桃原　一彦／Kazuhiko TOUBARU
科目区分 ／Course Group	専門教育科目　専門教育科目必修／専門教育科目 専門教育科目必修
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
桃原　一彦／Kazuhiko TOUBARU	人間福祉学科／Department of Human Welfare

※ポリシーとの関連性 ／*Relevance to Policy	社会文化領域の必修科目であり、研究論文作成に関する知識と技能を系統的に深めるための科目である。
授業に関する問い合わせ ／Inquiries about classes	研究室（5513）、またはtoubaru@okiu.ac.jp
学びの準備 ／Prepare to learn	ねらい ／Goal 研究論文作成（修士論文執筆）に向けて、基本的な行程の前半部分（先行研究、論点整理、方法論の確定等）を身につける。受講者各人の研究テーマに応じて研究計画の具体的な方向性を定め、社会調査や資料収集のための準備等を行う。 メッセージ ／Message 研究論文作成は、論点、方法論、分析枠組みという「設計図」によって大きく左右されます。この「設計図＝地図」がなければ、研究という「山」、データという「ジャングル」を登山することができずに「遭難」してしまいます。特殊研究Ⅰでは、この「設計図」作りに注力しましょう。 到達目標 ／Attainment Targets 研究論文作成（修士論文執筆）に向けた基本的な行程のうち、先行研究と論点整理、方法論と分析枠組みの確定までを完了し、実際の社会調査や資料収集のための準備を整えること。
学びの実践 ／Learning Practices	授業計画 ／Class Plan テキスト・参考文献・資料など ／Textbooks, references, materials, etc. 基本文献は下記のとおり。 友枝敏雄、他、『社会学の力－最重要概念・命題集』、有斐閣、2017年 作田啓一、他、『命題コレクション－社会学』、筑摩書房、1986年 井上俊、他編、『岩波講座現代社会学１巻～24巻』、1996年 大谷信介、他、『新・社会調査へのアプローチ－理論と方法』、ミネルヴァ書房、2013年 その他、受講生の研究テーマに応じて適宜使用する 学びの手立て ／Way of learning 少人数クラスになるので、基本的に受講生による発表とディスカッションが中心となる。よって、各回の資料、レジュメ等の作成に注力すること。文献・資料は難解であっても、精読すること。また、先行研究や調査のデータベース構築ではコンピュータを活用するので、PCの操作に慣れておくこと。 評価 ／Evaluation 報告内容（資料・レジュメ作成）50％、報告の姿勢（説明の分かりやすさ）20％、研究への取り組み姿勢（与えられた課題を期限までに準備できるか）30％
学びの継続 ／Continuing to learn	次のステージ・関連科目 ／Next Stage and Related Courses 関連科目：南島社会文化特殊研究Ⅱ 次のステージ：データの収集と整理および解釈の精度を上げる

No.	回（日時） ／Time (date and time)	授業計画 ／Class Plan	時間外学習の内容 ／Content of Overtime Learning	備考 ／Notes
1	1回目	研究計画の確認と再考	研究計画書のレジュメ作成
2	2回目	先行研究の方向性の確認	関連する文献等の基本情報探索
3	3回目	先行研究に関する報告①	関連文献等の精読とレジュメ作成
4	4回目	先行研究に関する報告②	関連文献等の精読とレジュメ作成
5	5回目	先行研究に関する報告③	関連文献等の精読とレジュメ作成
6	6回目	関連基礎資料に関するに関する報告①	関連基礎資料の情報探索
7	7回目	関連基礎資料に関するに関する報告②	関連基礎資料の精読とレジュメ作成
8	8回目	関連基礎資料に関するに関する報告③	関連基礎資料の精読とレジュメ作成
9	9回目	先行研究からの論点整理（基礎資料の整理①）	関連基礎資料のデータベース化
10	10回目	先行研究からの論点整理（基礎資料の整理②）	関連基礎資料のデータベース化
11	11回目	先行研究からの論点整理（概念構成と理論的方向性の確定①）	理論的背景に関するレジュメ作成
12	12回目	先行研究からの論点整理（概念構成と理論的方向性の確定②）	理論的背景に関するレジュメ作成
13	13回目	仮説構成と概念操作①	仮説立てに関するレジュメ作成
14	14回目	仮説構成と概念操作②	質問項目立てに関するレジュメ作成
15	15回目	調査対象者及び調査方法の確定①	調査対象者に関する基礎データ探索
16	16回目	調査対象者及び調査方法の確定①	調査方法に関する基礎データ探索
17	17回目	夏季休暇期間中の研究作業に関する報告	進捗報告に関するレジュメ作成
18	18回目	予備調査の報告と内容検討①	予備調査素材のデータベース化
19	19回目	予備調査の報告と内容検討②	予備調査に関する報告レジュメ作成
20	20回目	予備調査の報告と内容検討③	予備調査に関する報告レジュメ作成
21	21回目	本調査に向けての分析枠組みの設定①	分析枠組みに関するレジュメ作成
22	22回目	本調査に向けての分析枠組みの設定②	分析枠組みに関するレジュメ作成
23	23回目	本調査に向けての分析枠組みの設定③	分析枠組みに関するレジュメ作成
24	24回目	本調査に関する研究倫理の確認と手続きのレクチャー①	研究倫理に関する書類作成
25	25回目	本調査に関する研究倫理の確認と手続きのレクチャー②	研究倫理に関する書類作成
26	26回目	本調査に関する進捗報告と内容検討①	調査に関する報告レジュメ作成
27	27回目	本調査に関する進捗報告と内容検討②	調査に関する報告レジュメ作成
28	28回目	本調査に関する進捗報告と内容検討③	調査に関する報告レジュメ作成
29	29回目	本調査に関する進捗報告と内容検討④	調査に関する報告レジュメ作成
30	30回目	本調査に関する進捗報告と内容検討⑤	調査に関する報告レジュメ作成
31	31回目	補講等の予備日（進捗報告と内容検討）	調査に関する報告レジュメ作成