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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/03/27 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
社会心理学特論/Social Psychology
時間割コード
/Course Code
W13M000601
開講所属
/Course Offered by
地域文化研究科人間福祉専攻人間福祉専攻/Graduate School of Regional Culture Department of Human Welfare Department of Human Welfare
開講区分
/semester offered
前期/First Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
泊 真児(非常勤)/Shinji TOMARI
科目区分
/Course Group
専門教育科目 専門教育科目選択/専門教育科目 専門教育科目選択
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
泊 真児(非常勤)/Shinji TOMARI 人間福祉学科/Department of Human Welfare
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
「臨床心理学的研究・調査を可能にするための科目群」として、本講義では社会心理学的な実証研究のアプローチを学ぶ。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
 初回講義時に連絡先を周知する。また、毎回の授業終了時に教室で受け付ける。
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
 本講義では、修士論文における研究遂行において必要な一連の知識やスキルを学ぶことを目的とする。具体的には、社会心理学的視座からの思考法、研究法、データ解析法について総合的に学んでいく。目標は、受講生が各自の研究テーマに合わせて適切な、理論的枠組み、研究法、データ解析法を適用した研究デザインが立案できるようになることである。
メッセージ
/Message
 講義形態は、いわゆる「授業」ではなく、「アクティブ・ラーニング」を重視したやり方とする。また、学部レベルの基礎的な社会心理学の理論、研究法について理解していることを前提に進めるため、十分でない受講生は概論書などで学んでおいてもらいたい。
 以上をふまえ、受講生による発表、意見表明や質問、対話や討論など、積極的・能動的な関与を求める。
到達目標
/Attainment Targets
 本講義の到達目標は下記の3点である。
  1.修士論文の研究遂行に必要な社会心理学的思考法・研究法を理解し、自身の研究デザインに適用できる。
  2.修士論文の研究計画に対応する適切なデータ解析法を選択でき、分析結果の読み取り・解釈・説明ができる。
  3.自身や他の修論生の研究に関する知識や考察を深め、クリティカルに思考し議論することができる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
※授業計画は、受講者数等を考慮して若干の変更があり得る。詳しくは、初回講義オリエンテーションにて説明する。
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
 テキストは特に指定しません。参考文献は下記の通り。
  1. 安藤清志・村田光二・沼崎誠 編 (2017). 社会心理学研究入門 [補訂新版] 東京大学出版会 3190円
  2. 福島哲夫 編 (2016). 臨床現場で役立つ質的研究法 新曜社 2420円
  3. 松井豊 (2022). 三訂版 心理学論文の書き方:卒業論文や修士論文を書くために 河出書房新社 2145円
  4. 大山正 監修・岡 隆 編著 (2012). 心理学研究法5 社会 誠信書房 4180円
学びの手立て
/Way of learning
 講義形態は、原則的に対面授業とする。感染症等の動向次第では、大学当局の判断に沿う形で行う。対面・遠隔いずれの講義形態になっても対応できる環境(特に、PCや通信環境)を整えておいて下さい。
 実習等のやむを得ない事情で遅刻や欠席をする際は、原則として事前に担当教員に連絡を入れて下さい。難しい場合は、事後速やかに連絡して下さい。
 講義では、質問やコメント等、積極的かつ能動的な関与を求め、これを授業への参加態度として評価する。講師や他の受講生の話をうのみにせず、まずは自分の頭でクリティカルに考え、自分なりの視点で積極的に意見を表明し、対話・議論に関与することを心がけて下さい。
評価
/Evaluation
 下記の1と2をもとに、総合的に評価する。
  1.授業への参加態度50%:講義内外の発言、質疑応答や対話・討論への積極的な参加など
  2.課題遂行度50%:レジュメ作成やプレゼンテーション、課題への取り組み状況など
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
・心理統計法特論と合わせて履修すれば、研究法とデータ解析法の関連性についてより理解が深まると考えられる。
・次のステージとして、臨床心理学特殊研究での修士論文作成に活かすようにして下さい。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 履修登録・オリエンテーション・授業契約:本講義の進め方の説明・諸注意等 配布資料の復習・次回テーマの予習
2 2 科学論文のクリティカル・リーディング:基礎編 配布資料の復習・次回テーマの予習
3 3 科学論文のクリティカル・リーディング:実践編1 配布資料の復習・次回テーマの予習
4 4 科学論文のクリティカル・リーディング:実践編2 配布資料の復習・次回テーマの予習
5 5 受講生による話題提供(1):修士論文に関わる主要論文の批判的検討 レジュメ作成・コメント内容の検討
6 6 受講生による話題提供(2):修士論文に関わる主要論文の批判的検討 レジュメ作成・コメント内容の検討
7 7 受講生による話題提供(3):修士論文に関わる主要論文の批判的検討 レジュメ作成・コメント内容の検討
8 8 受講生による話題提供(4):修士論文に関わる主要論文の批判的検討 レジュメ作成・コメント内容の検討
9 9 受講生による話題提供(5):修士論文に関わる主要論文の批判的検討 レジュメ作成・コメント内容の検討
10 10 受講生による話題提供(6):修士論文に関わる主要論文の批判的検討 レジュメ作成・コメント内容の検討
11 11 受講生による研究発表(1):修士論文の研究構想の発表と議論 レジュメ作成・コメント内容の検討
12 12 受講生による研究発表(2):修士論文の研究構想の発表と議論 レジュメ作成・コメント内容の検討
13 13 受講生による研究発表(3):修士論文の研究構想の発表と議論 レジュメ作成・コメント内容の検討
14 14 修士論文プレデザイン発表・検討会(1) レジュメ作成・コメント内容の検討
15 15 修士論文プレデザイン発表・検討会(2) レジュメ作成・コメント内容の検討
16 16 予備日

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