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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/03/27 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
福祉老年学特論Ⅱ/Welfare Gerontology II
時間割コード
/Course Code
W13M009501
開講所属
/Course Offered by
地域文化研究科人間福祉専攻人間福祉専攻/Graduate School of Regional Culture Department of Human Welfare Department of Human Welfare
開講区分
/semester offered
後期/Second Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
ドナルド クレイグ ウィルコックス/Donald Craig Willcox
科目区分
/Course Group
専門教育科目 専門教育科目選択/専門教育科目 専門教育科目選択
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
ドナルド クレイグ ウィルコックス/Donald Craig Willcox 人間福祉学科/Department of Human Welfare
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
福祉老年学特論Ⅱでは、老年学と福祉の観点から高齢者の生活や福祉サービスについて深く学ぶます。現代の高齢社会での諸問題に対して適切に対応し、解決が図れるような専門的人材を養成することを目的としています。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
ドナルド クレイグ ウィルコックス d.willcox@okiu.ac.jp
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
この分野では、高齢者の心理的、社会的、身体的な側面を理解し、彼らのニーズに応じた支援方法や政策について学びます。 本講義においては、主に次の5つの視点から考察します。 1)高齢者の特性:老化の過程や高齢者特有の健康問題についての理解
  2)福祉サービス:高齢者向けの介護サービスや支援制度の仕組みを国際的な視点から理解
  3)社会的視点:高齢者が直面する社会的課題や、地域社会での役割
 4)政策と法律:高齢者福祉に関連する法律や政策の分析
 5)ケアの技術:高齢者を支えるための具体的なケアや支援技術
加えて、健康的な老化に関する疫学的視点から遺伝的要因やリスクについても学びます。
メッセージ
/Message
高齢者の心理的、社会的、身体的な側面からの理解を深め、そのニーズに追い自他支援方法、政策を学んでいきましょう。
到達目標
/Attainment Targets
高齢者の心理社会的問題や健康状態について深く理解し、彼らのニーズを把握する能力を養い、高齢者に関連する介護制度やサービスの仕組みを理解し、適切な支援方法を学び、高齢者が地域社会でどのように生活し、どのような支援が求められるかを考察し、地域での役割を理解し、高齢者の権利を尊重し、倫理的に適切な対応を行うための知識とスキルを見つけることを目標とします。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
授業は全15回を予定しています。授業の展開計画について確認してください。1オリエンテーション2老年学とは何か。3人口統計学的視点から見た高齢化社会 4アメリカと日本における高齢化の歴史と老化のイメージ 5日本の高齢化問題6エイジズム(年齢差別)について 7健康長寿入門:長生きするには① 8健康長寿入門:長生きするには② 9地域高齢者を対象とした心理的、社会的、身体的側面からの適応の類型化 10老いに伴う心の変化 11映画鑑賞「ノマドランド」12学生プレゼンテーション① 13学生プレゼンテーション② 14学生プレゼンテーション③ 15まとめ
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
適宜、資料を配布または紹介します。
学びの手立て
/Way of learning
自ら問題意識を持ち、その問題を解決していこうとする積極的態度が求められます。
評価
/Evaluation
クラス討議やクラス内での発表(40%)提出課題の内容(30%)平常点(30%)
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
福祉老年学の知識を基盤に、より高度で専門的な視点の習得が次のステージとなります。関連科目としては、社会福祉法制度特論 地域共生社会特論など、更に研究を進めていることができます。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 9月 オリエンテーション 講義内容に基づき、自ら学び、研究の目的意識を持ち、今後の計画を立ててください。
2 10月 老年学とは何か 毎回の講義内容と振り返りと、自分が関心を持った領域について更に理解を深めてください。
3 10月 人口統計学視点から見た高齢化社会 人口統計学観点から高齢化社会を考察してください。
4 10月 アメリカと日本における高齢化社会 両国の類似と相違について理解を深めましょう。
5 10月 日本における高齢化社会問題 沖縄の現状についても考察してください。
6 11月 エイジズム(年齢差別)について 年齢差別を克服するために何が必要か考えてください。
7 11月 健康長寿入門:長生きするには① 身近なところから「長生きするには」を考えてみましょう。
8 11月 健康長寿入門:長生きするには② 身近なところから「長生きするには」を考えてみましょう。
9 12月 地域高齢者を対象とした心理学、社会学、身体的側面からの適応の類型化 「適応の類型化」について理解を深めましょう。
10 12月 老いに伴う心の変化 「老い」に寄り添う心の優しさについても考えてみてください。
11 12月 映画鑑賞「ノマドランド」 感想をまとめましょう。
12 1月 学生プレゼンテーション① 丹念に準備を進め、堂々と発表できるようにしましょう。
13 1月 学生プレゼンテーション② 丹念に準備を進め、堂々と発表できるようにしましょう。
14 1月 学生プレゼンテーション③ 丹念に準備を進め、堂々と発表できるようにしましょう。
15 2月 まとめ まとめ

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