シラバス参照

開講科目名／Course	国際私法特論Ⅱ／Special Lecture of Conflict of Laws Ⅱ
時間割コード／Course Code	W31M006101
開講所属／Course Offered by	法学研究科法律学専攻法律学専攻／Graduate School of Law Graduate School of Law Graduate School of Law
開講区分／semester offered	後期／Second Semester
単位数／Credits	2.0
学年／Year	1,2
主担当教員／Main Instructor	熊谷　久世／Hisahiro KUMAGAI
科目区分／Course Group	専門教育科目　専門教育科目選択／専門教育科目専門教育科目選択
遠隔授業／Remote lecture	No

教員名／Instructor	教員所属名／Affiliation
熊谷　久世／Hisahiro KUMAGAI	地域行政学科／Department of Regional Administration

※ポリシーとの関連性
／*Relevance to Policy

グローバル化が進展する現代における私人間の国際的な法の適用関
係の基本構造につき理解を深め、国際的視野からの思考力を養う｡

授業に関する問い合わせ
／Inquiries about classes

講義終了後に教室又は研究室（5-618）で、もしくはメールで。kumagai@okiu.ac.jp

学びの準備
／Prepare to learn

ねらい／Goal	私人の社会生活関係が国境を越えて拡大・複雑化していくと、私人の法律関係を規律しうる複数の私法秩序の競合が顕在化します。こうした複数の私法秩序間の関係をどのように調整するかという国際私法の基本的な構造上の意義と課題について、とりわけ訴訟手続上の観点から検討することを目的とする。
メッセージ／Message	受講に際しては具体的な法律知識を必要としないが、国際的な民事関係への関心を持っていることが望ましい。
到達目標／Attainment Targets	国際民事訴訟法の前提にある基本的な考え方や、その理論的構造につき理解し、現在の国際民事訴訟法上で提起される様々な問題につき検討できる思考力を養うことを目指します。

学びの実践
／Learning Practices

授業計画／Class Plan	国際民事訴訟法の中心課題である国際裁判管轄に重点を置きつつ、外国判決の承認・執行や国際訴訟競合などの諸問題を取り扱う。
テキスト・参考文献・資料など／Textbooks, references, materials, etc.	テキストは指定しない。参考文献は必要に応じて適宜紹介する。
学びの手立て／Way of learning	国際民事訴訟の事例を通じて学ぶことにより、国際的な取引や生活関係に規律されるのは必ずしも日本法だけに限られないことを知り、かつ、国際社会には多様な法システム（場合によっては、日本におけるのとは異なる価値観が背後に存在する）が並存していることを理解してほしい。
評価／Evaluation	特定の課題に対する報告（60%）および受講態度（40%）により判定する。

学びの継続
／Continuing to learn

次のステージ・関連科目／Next Stage and Related Courses	国際私法特殊研究

No.	回（日時）／Time (date and time)	授業計画／Class Plan	時間外学習の内容／Content of Overtime Learning
1	1	ガイダンス	授業の終了時に毎回指示する
2	２	国際民事訴訟法とは何か	授業の終了時に毎回指示する
3	3	裁判権免除	授業の終了時に毎回指示する
4	4	国際裁判管轄-財産関係事件	授業の終了時に毎回指示する
5	5	国際裁判管轄-身分関係事件	授業の終了時に毎回指示する
6	6	国際二重起訴	授業の終了時に毎回指示する
7	7	外国人の訴訟上の地位	授業の終了時に毎回指示する
8	8	国際司法共助	授業の終了時に毎回指示する
9	9	国際訴状送達	授業の終了時に毎回指示する
10	10	国際訴訟における証拠調べ	授業の終了時に毎回指示する
11	11	外国法の適用	授業の終了時に毎回指示する
12	12	外国判決の承認・執行①	授業の終了時に毎回指示する
13	13	外国判決の承認・執行②	授業の終了時に毎回指示する
14	14	国際民事手続に関する条約	授業の終了時に毎回指示する
15	15	国際仲裁	授業の終了時に毎回指示する
16	16	期末試験	期末試験の見直し