シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2026/03/24 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
マーケティング入門Ⅰ/Introduction to Marketing Ⅰ
時間割コード
/Course Code
F210080003
開講所属
/Course Offered by
産業情報学部企業システム学科コースなし/College of Industry and Information Science Department of Business Administration
開講区分
/semester offered
前期/First Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
髭白 晃宜/Teruki HIGESHIRO
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目必修/専門科目 専門科目必修
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
髭白 晃宜/Teruki HIGESHIRO 企業システム学科/Department of Business Administration
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
本講義は、企業システム学科のカリキュラム・ポリシーに掲げる「ビジネスにおける基礎的な知識の習得」および「多面的かつ総合的な視点の涵養」を担う基盤科目である。

マーケティングの基本概念(価値、STP、4P、消費者行動、リサーチなど)を体系的に学び、理論を用いて身近な市場を分析する力を養う。
また、社会的責任や倫理的視点にも触れることで、企業活動を単なる利益追求ではなく社会的営みとして理解する姿勢を育成する。

本講義は、後期科目「マーケティング入門Ⅱ」において理論を設計へと展開するための基盤を形成する。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
E-mail:t.higeshiro@okiu.ac.jp
研究室:5628(5号館6階)

本講義に関する問い合わせは大学メールアドレス宛に行うこと。件名には必ず科目名および氏名を明記すること。課題に関する相談は歓迎するが、事前に自らの考えや試行結果を整理したうえで問い合わせること。研究室での面談は、事前連絡により対応する。
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
本講義は、マーケティングの基礎理論を体系的に理解し、それを用いて身近な市場や企業活動を分析できる力を養うことを目的とする。

単に用語を覚えるのではなく、市場を見る視点を獲得し、「売れる理由」を構造的に説明できるようになることを重視する。
メッセージ
/Message
マーケティングとは、単に「売るための技術」ではない。
それは、商品やサービスがどのような価値を持ち、なぜ選ばれるのかを考える学問である。

本講義では、日常の買い物や企業活動を題材にしながら、「なぜそれは選ばれるのか」という問いを繰り返し検討する。

マーケティングを学ぶことは、商品を見る目を養うことにとどまらない。
市場の構造や企業の意図を理解し、自分の言葉で説明できるようになることを目指す。

本講義を通じて、当たり前に見えていた市場の風景が、少し違って見えるようになることを期待する。
到達目標
/Attainment Targets
本講義を修了した学生は、以下の能力を身につける。

① マーケティングの基本概念(価値、STP、4P、消費者行動、リサーチ)を説明できる。
② 身近な商品・サービスを理論的枠組みに基づいて分析できる。
③ 市場環境や競争状況を踏まえて簡易な戦略的思考ができる。
④ マーケティングと社会的責任の関係を理解し、自らの視点を言語化できる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
本講義は、前半でマーケティングの基本概念と理論枠組みを体系的に学び、後半でそれらを応用的に捉え直す構成とする。

前半では、価値概念、STP、4P、環境分析などの基礎理論を理解する。
中盤以降は、消費者行動、リサーチ、デジタル環境などを通して理論の広がりを確認する。
最終回では、理論を統合し、マーケティングの社会的意義について考察する。
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
【教科書】
現代マーケティング研究会編(2024)
『マーケティング論の基礎(第2版)』同文舘出版

本講義では、本書を基礎理論の確認および概念整理のための標準テキストとして使用する。講義は具体的事例や市場観察を中心に展開するが、理論の定義・枠組み・用語の正確な理解については本書に依拠する。

本書は「読むための教科書」であると同時に、「考えるための道具」である。各回の事前・事後学修において参照し、定義を暗記するのではなく、自らの言葉で再構成できるようにすること。毎回必ず持参すること。
学びの手立て
/Way of learning
本講義では、受動的に知識を受け取る姿勢ではなく、理論を用いて現実を解釈する姿勢を求める。

① 講義内容はノートに整理し、自分の言葉で再構成すること。
② 授業時間外学修(1回あたり約4時間)を前提に主体的に取り組むこと。
③ 身近な市場を観察し、理論との接続を常に意識すること。
④ 提出課題は単なる要約ではなく、理論を用いた分析と自らの考察を含めること。
⑤ 市場や企業活動に対して批判的かつ建設的な視点を持つこと。
評価
/Evaluation
【成績評価の内訳】(100点満点)

・ミニレポート(15回)    30点
・中間試験(理論確認型)  25点
・期末試験(応用説明型)  25点
・統合分析レポート      20点

ミニレポートは毎回提出を必須とする。
提出回数が10回以下の場合、成績評価の対象としない。

試験では、用語暗記ではなく、理論を用いた説明力を重視する。

統合分析レポートでは、理論を用いて現実を再解釈する力を評価する。
生成AIの利用について
/Generative AI Usage
生成AIの利用範囲
/Rules for the use of Generative AI Usage
③全面的な利用を認める
補足事項(任意)
/Additional Information
生成AIの利用は全面的に認める。ただし、生成AIは思考を代替するものではなく、思考を補助・深化させる手段として位置づける。生成内容をそのまま提出することは認めない。使用した場合は、活用方法および修正点を明示すること。提出物については、内容の説明責任を求める場合がある。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
次のステージ:マーケティング入門Ⅱ
授業外学修時間の考え方
/Overtime Learning
授業外学修時間はシラバスの授業計画を参考にして、計画・実施してください。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
授業時間外学修の内容
/Out-of-Class Learning
備考
/Notes
1 1 ガイダンス:マーケティングを学ぶ意味 【事後学修】
・テキスト該当箇所を読み、マーケティングの定義を2種類まとめる。
・自分の身近な商品を1つ選び、「なぜ売れていると思うか」を200字程度で記述する。
2 2 マーケティングの定義と歴史的変遷 【事前学修】
・プロダクトアウトとマーケットインの違いを箇条書きで整理する。

【事後学修】
・身近な企業を1つ選び、どちらの発想に近いか理由を含めて説明する(200~300字)。
3 3 価値とは何か(プロダクトアウトからマーケットインへ) 【事後学修】
・最近購入した商品を1つ選び、「機能価値」と「情緒価値」を整理する。
・その商品の“選ばれた理由”を300字で分析する。
4 4 セグメンテーションとターゲティング 【事後学修】
・身近な市場(例:コンビニ・カフェなど)を2つの軸でセグメント化する。
・その中でどの層が主要ターゲットかを説明する(200字程度)。
5 5 ポジショニングと競争優位 【事後学修】
・任意のブランドについて簡易ポジショニングマップを作成する。
・競合との違いを200~300字で説明する。
6 6 環境分析:市場構造と競争環境(SWOT+競争分析) 【事後学修】
・任意の企業について簡易SWOT分析(各2項目以上)を作成する。
・外部環境要因を3つ挙げる。
7 7 マーケティング・ミックス(4P)の全体像 【事後学修】
・STPと4Pの関係を図式化する。
・4Pを自分の言葉で説明できるようノート整理を行う。
8 8 製品・ブランドの基礎 【事後学修】
・好きなブランドのブランド要素を書き出す。
・なぜ信頼されているのかを300字で考察する。
9 9 価格と顧客価値 【事後学修】
・同一カテゴリーで価格差がある商品を2つ比較する。
・価格と価値の関係を300字で説明する。
10 10 流通チャネルの役割 【事後学修】
・任意商品の流通チャネルを簡易図解する。
・直販と間接販売の違いを150~200字で説明する。
11 11 プロモーションの基礎構造 【事後学修】
・最近見た広告を1つ分析し、「誰に」「何を」「どう伝えているか」を整理する。
12 12 消費者行動の基礎 【事後学修】
・自分の最近の購買を1つ振り返り、購買意思決定プロセスを段階ごとに整理する。
・衝動買いの要因を分析する(300字程度)。
13 13 マーケティング・リサーチの基礎 【事後学修】
・簡易アンケート(5問以上)を作成する。
・定性調査と定量調査の違いを150字程度でまとめる。
14 14 デジタル時代のマーケティング 【事後学修】
・企業SNSを1つ分析し、投稿内容とターゲットの関係を整理する。
・オンラインとオフラインの違いを200字でまとめる。
15 15 マーケティングの統合と社会的責任 【事後学修】
・エシカル消費の事例を1つ調査する。
・「マーケティングの社会的責任」について400字で記述する。
16 16 予備日(講義進行状況に応じて総括を行う) 【事後学修】
・本講義で学んだ理論(価値概念、STP、4P、消費者行動、リサーチ、社会的責任など)を統合し、任意の商品・サービス・地域資源を対象に総合分析を行う(800~1000字、図表1点以上)。
・あわせて「本講義を通じて自分の市場を見る視点がどう変化したか」を簡潔に記述する。
理論を知識として再確認するのではなく、理論を用いて現実を再解釈する姿勢を求める。

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