シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2026/03/24 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
日本古典文学史/Japanese Classical Literature History
時間割コード
/Course Code
G270450001
開講所属
/Course Offered by
総合文化学部日本文化学科コース決定前/College of Global and Regional Culture Department of Japanese Language and Culture
開講区分
/semester offered
前期/First Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
田場 裕規/Yuuki TABA
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択/専門科目 専門科目選択
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
田場 裕規/Yuuki TABA 日本文化学科/Department of Japanese Language and Culture
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
本科目は、専門分野における諸課題について深く学ぶための応用科目に当たる(カリキュラム・ポリシー3)。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
ytaba@okiu.ac.jp 5号館403研究室
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
本講義は、日本古典文学史を固定化された通史や名作の体系としてではなく、歴史的に構築された言説として再検討する研究入門講義である。何が正典とされ、何が周縁化されたのかという視点から、収載と排除の力学を読み解く。作品を制度・儀礼・身体実践との関係において分析し、文学史を生成過程として捉える視座を養う。最終的に、先行研究を踏まえつつ自ら問いを立て、文学史の一部を考察することによって日本古典文学分野における基礎的な研究実践力を身につける。(授業のキーワード:正典形成/収載と排除/中央と周縁/制度と身体/文学史の生成/テクストと権力)
メッセージ
/Message
「常識を疑え!」「実感実証」「意義あることを楽しく、迷いなく、凛々と」「Life finds it’s own way!(人生は自分の道を見つける!)」「動く・つながる・飛ぶ」【実務経験】高等学校教諭だった現場経験を生かして、高大接続を意識した指導も行います。
到達目標
/Attainment Targets
本講義は、上代から中世を中心に、日本古典文学の主要作品を取り上げながら、「文学史とは何か」を根本から問い直す。文学史を単なる時代区分や代表作の配列として学ぶのではなく、正典形成の過程、中央と周縁の関係、制度と身体の相互作用といった観点から再検討する。テクスト読解と研究史整理を往還しながら、文学史叙述そのものを批評する視点を養う。受講者は以下を達成することを目標とする。
①日本古典文学史を歴史的構築物として説明できる。
②正典化・周縁化のプロセスを具体例に即して論じられる。
③作品を制度・社会・身体実践との関係で分析できる。
④先行研究を整理し、自ら問いを設定できる。
⑤小規模な研究レポートを執筆できる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
必要な資料は、TEAMSのアップする。各回必要に応じてダウンロードするように。
学びの手立て
/Way of learning
新日本古典文学大系(岩波書店)、新編日本古典文学全集(小学館)、日本古典集成(新潮社)などを活用してください。
評価
/Evaluation
・授業内ミニレポート・コメントペーパー 30%
・研究発表レジュメ作成(課題設定) 20%
・最終研究レポート 50%
※最終レポートでは、先行研究の整理と独自の問題設定を必須とする。
生成AIの利用について
/Generative AI Usage
生成AIの利用範囲
/Rules for the use of Generative AI Usage
①利用を認めない(教員の指示がある場合を除く)
補足事項(任意)
/Additional Information
適宜指導担当から指示し、「生成AI利用ガイドライン」等の理解を深めた上で使用を認める。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
「日本文学概論」では日本文学の様々な特質について考えるとともに、様々な研究方法を紹介する。
授業外学修時間の考え方
/Overtime Learning
授業外学修時間はシラバスの授業計画を参考にして、計画・実施してください。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
授業時間外学修の内容
/Out-of-Class Learning
備考
/Notes
1 1 日本古典文学史を疑え 常識を疑うとはどういうことかを考える。
2 2 万葉集:口承から文字の歌へ プリント・ワークシートによる予習復習。
3 3 万葉集はどう読まれてきたか プリント・ワークシートによる予習復習。
4 4 古事記・日本書記:歴史叙述と歌 プリント・ワークシートによる予習復習。
5 5 風土記:中央集権と地方の意志 プリント・ワークシートによる予習復習。
6 6 古今和歌集:「和歌の正統」はどのように制度化されたか プリント・ワークシートによる予習復習。
7 7 竹取物語:償いと風刺 プリント・ワークシートによる予習復習。
8 8 源氏物語:誰が読んだのか。どう正典化されたのか。近代以降の国民文学化。
プリント・ワークシートによる予習復習。
9 9 土佐日記、蜻蛉日記、更級日記 プリント・ワークシートによる予習復習。
10 10 今昔物語集:貴族と仏教 プリント・ワークシートによる予習復習。
11 11 平家物語:語りの身体、琵琶法師 プリント・ワークシートによる予習復習。
12 12 とはずがたり:女性の語りの位置、中世の周縁テクスト プリント・ワークシートによる予習復習。
13 13 徒然草:兼好法師批判 プリント・ワークシートによる予習復習。
14 14 御伽草子・室町物語:昔話の源泉観再考 プリント・ワークシートによる予習復習。
15 15 おくの細道:フィクションの中の芭蕉 プリント・ワークシートによる予習復習。
16 16 レポート提出・振り返り 授業を振り返る(自己評価)。

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