シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2026/03/24 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
考古学特殊講義Ⅱ/Special Lecture on Archaeology Ⅱ
時間割コード
/Course Code
I440100001
開講所属
/Course Offered by
総合文化学部社会文化学科コースなし/College of Global and Regional Culture Department of Society and Regional Culture
開講区分
/semester offered
集中/Intensive
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
黒住 耐二(非常勤)
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択/専門科目 専門科目選択
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
黒住 耐二(非常勤) 社会文化学科/Department of Society and Regional Culture
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
考古学をより深く学ぶための「発展科目」として位置付ける。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
授業終了後に教室で受け付けます。
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
遺跡から出土する貝は、食用だけではなく、道具・装飾品、更には周辺環境を示すものと多様な情報を持っています。様々な貝から”人々の普段の暮らし”、そして「社会の在り方」を考える時に極めてわかり易い材料であることを講義の中で理解してもらいます。
メッセージ
/Message
サンゴ礁の発達する琉球列島では、最近まで貝塚は造られ続け、遺跡の重要な構成要素となっています。琉球列島の人々と貝との付き合いは古く、そして深いものなのです。沖縄の先学が貝も重要な考古遺物であるとい位置づけてきた意味はここにあります。さあ、貝から考古学に新たな視点を求めて旅立って下さい。
到達目標
/Attainment Targets
①琉球の貝の名前を10種程度は覚え、ヤマトとの違いを納得できるようになる。②先史時代とグスク時代で、主な食用貝類に違いがあり、それが人々の生活様式に基づいていることを理解できるようになる。③何かの折に貝を見て、何故この貝がここにあるのかを考える契機になる。④考古学は人々の生活等、過去を復元する研究分野であり、その方法を理解できるようになる。⑤博物館で遺跡出土の貝の展示をみるのが楽しくなる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
貝類とは(1・2回)、遺跡から出土する貝類(3~5回)、貝類からみた暮らし(6・7回)、農耕社会の貝利用(8・9回)、琉球列島の特質(10回)、世界の貝利用(11・12回)、貝類採集の実践(13~15回)、試験(16回)というように、概要から歴史、世界、実践へと段階的に実施します。
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
教科書は使用しません。以下は参考文献です。黒住耐二.2011「琉球先史時代人とサンゴ礁資源-貝類を中心に-」『先史・原史時代の琉球列島~ヒトと景観~, 考古学リーダー19』六一書房;黒住耐二.2014「サンゴ礁の貝を利用し続けた沖縄の人々」『文明の盛衰と環境変動―マヤ・アステカ・ナスカ・琉球の新しい歴史像―』岩波書店;黒住耐二. 2014「貝類遺体からみた沖縄諸島の環境変化と文化変化」『琉球列島先史・原史時代における環境と文化の変遷に関する実証的研究, 研究論文集, 第2集, 琉球列島先史・原史時代の環境と文化の変遷』六一書房;黒住耐二.2019「貝塚と日本人」『エプタ』93。
学びの手立て
/Way of learning
普段、自分(達)が、どのように貝に関わっているのか、特に「食用として何という貝を食べているのか」のかは、授業で尋ねますので、メモしておいてください<いつ頃、どこで食べたか[みそ汁などもありです]>。他にも貝を使ったり、拾ったりした思い出も整理しておいてもらえればと思います。事前に、5号館1階の展示を見て、どのような種類の貝があるのかも確認しておいても良いでしょう。余力があれば、西原町の沖縄県立埋蔵文化財調査センターや県内等の博物館や文化等施設の見学もかなり有効です。
評価
/Evaluation
平常点(20%)、実習(10%)、試験(70%)
生成AIの利用について
/Generative AI Usage
生成AIの利用範囲
/Rules for the use of Generative AI Usage
①利用を認めない(教員の指示がある場合を除く)
補足事項(任意)
/Additional Information
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
関連科目としては「沖縄の考古学」。類似科目としては「南島考古学Ⅰ・Ⅱ」「南島先史学Ⅰ・Ⅱ」「アジア考古学」
授業外学修時間の考え方
/Overtime Learning
授業外学修時間はシラバスの授業計画を参考にして、計画・実施してください。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
授業時間外学修の内容
/Out-of-Class Learning
備考
/Notes
1 1 遺跡から出土する貝類:貝類の分類学 配付資料の復習
2 2 遺跡から出土する貝類:貝類の生態学 配付資料の復習
3 3 ヤマトと琉球の貝塚の貝:干潟とサンゴ礁 配付資料の復習
4 4 ヤマトでは確認されていない旧石器時代の貝類利用:普天間宮洞等 配付資料の復習
5 5 遺跡の貝からみる琉球列島の環境変遷と人びとの対応 配付資料の復習
6 6 どのように暮らしていたのか?、そして「規制」と「流行」 配付資料の復習
7 7 貝から考えた琉球列島の歴史の時代区分:弥生時代はあるの? 配付資料の復習
8 8 グスク時代の始まり 配付資料の復習
9 9 グスク時代以降の遺跡の貝:貝を使い続ける琉球の人々 配付資料の復習
10 10 遺跡の貝から琉球列島の自然を再構築する:環境破壊とは? 配付資料の復習
11 11 世界の遺跡の貝:中国・殷墟のタカラガイ/柳田國男の海上の道は× 配付資料の復習
12 12 世界の遺跡の貝:南米・ナスカの地上絵の貝 配付資料の復習
13 13 遺跡堆積物中の微小貝:総論 配付資料の復習
14 14 遺跡堆積物中の微小貝:実習 配付資料の復習
15 15 遺跡堆積物中の微小貝:検討と理解 配付資料の復習
16 16 試験

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