シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2026/03/24 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
沖縄近現代史Ⅱ/Modern and Current History of Okinawa Ⅱ
時間割コード
/Course Code
I470190001
開講所属
/Course Offered by
総合文化学部社会文化学科コースなし/College of Global and Regional Culture Department of Society and Regional Culture
開講区分
/semester offered
後期/Second Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
川島 淳(非常勤)/Jun Kawashima
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択/専門科目 専門科目選択
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
川島 淳(非常勤)/Jun Kawashima 社会文化学科/Department of Society and Regional Culture
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
南島地域に関する基本的な知識の習得、沖縄近現代史に関係する学問体系・個別テーマの基本的理解
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
①授業後に質問する。②リアクション・ペーパーに記入する。③メール(ptt1215♬okiu.ac.jp)で連絡する(♬はアットマークに書き換える)。
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
私たちは、国際社会のなかで、日々の生活を送っている。しかし、国際社会の情勢が、沖縄での日常生活に及ぼす影響について意識することは、ほとんどない。本講義では、明治期における「旧慣」の温存と改革、移民・出稼ぎ、沖縄戦、米軍統治下の生活、米軍基地の建設、ジェンダーなどの個別具体的なテーマから、①沖縄を取り巻く国際社会の動向、②沖縄と日本・アメリカとの関係性、③沖縄近現代史に通底する権力構造や差別構造などの多種多様な構造的問題、④個別具体的な事件・事象・出来事が日常生活(年中行事や集落のありようなどを含む)に及ぼした影響などについて考察する。その際に、沖縄近現代史に関わる出来事・事件・事象の痕跡としての歴史資料の特性を中心に解説しつつ、集合的記憶と個人的記憶との関係性や歴史認識の問題について考える。
メッセージ
/Message
①近年の研究動向と、文字資料(公文書・私文書・個人文書・家文書)だけでなく、証言や口碑伝承、民具、写真・映像、遺跡・遺構・遺物などの多種多様な史資料の特性と、それらを精査・分析して歴史像を構築する方法について解説する。
②現在を生きる受講生は、多様なアイデンティティに触れる機会になるかもしれない。このような多様性を理解しつつ、沖縄近現代史の出来事・事件・事象を学ぶことで、社会に貢献するにあたって自身の主義・主張・人生観を形成する一助にしてほしい。
③歴史とは何か、歴史をなぜ学ぶのか、ということを常に問い続けてほしい。
④「沖縄近現代史Ⅰ」においては、沖縄近現代史のなかに個別具体的な事例を位置づけるが、「沖縄近現代史Ⅱ」においては、いくつかのテーマを事例として、個別具体的な出来事・事件を選択し積み重ねることによって沖縄近現代史を展望する。二つの方法について学び、その相互作用のありかたについて実感してほしい。
到達目標
/Attainment Targets
①沖縄近現代史に関する歴史認識を深めるために多種多様な史資料に向き合い、その特性に関する基礎的知識を習得する。その際に、固定観念や偏見にとらわれずに、多種多様な史資料を精査・分析し、それらを関連づけて歴史像などを構築できるようにする。
②沖縄近現代史は、現代社会を生きる我々にとっても無縁な「歴史」では決してない。現在の社会生活を営むなかで未来の理想像を思い描きながら、現在の沖縄社会の形成過程についての理解を深めつつ、自らが習得した知識を知恵に昇華できるようにする。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
【テキスト】沖縄近現代史に関する主要テーマと、それに関する史資料に関する配付プリント
【参考文献】講義において、適宜、テーマ・事件に関する参考文献と史資料を紹介する。
学びの手立て
/Way of learning
①「履修の心構え」
・自主性が必要である。適宜、講義の要点をまとめた小テストあるいは小レポートを課すこともある。
・課題の実施など、指示があった場合を除いて、授業内でのスマートフォンやタブレット、iPhone、iPadなどの使用は厳禁である。
・私語は厳禁である。
・欠席の場合には事前に「欠席届」を提出する。やむをえざる事情により遅刻・退出・欠席の理由を連絡する。
②「学びを深めるために」
・講義で使用した配布資料と、参考文献や参考資料に目を通して自らの問題意識を深める。
・史資料の特性について理解を深め、情報の分析力と歴史的思考の習得を図る。
評価
/Evaluation
到達目標との関連で以下のように判定する。
①沖縄近現代史に関する基礎的知識の習得:期末試験ないしは期末レポート60%
②沖縄近現代史に関する理解力・思考力などの度合い:レポート30%
③授業内容の理解度:平常点・小テストないしは小レポート10%
④リアクションペーパーなどで、授業の内容の本質から逸脱した内容の場合には、減点にすることもありうる。
※出席日数が2/3に満たない場合は、期末試験を受けることができません。
生成AIの利用について
/Generative AI Usage
生成AIの利用範囲
/Rules for the use of Generative AI Usage
①利用を認めない(教員の指示がある場合を除く)
補足事項(任意)
/Additional Information
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
(1)関連科目:この講義内容の理解を深めるためには「沖縄近現代史Ⅰ」。琉球・沖縄史を専攻する学生は「沖縄近現代史Ⅰ」・「沖縄前近代史Ⅰ・Ⅱ」・「古文書講読」など。沖縄近現代史の理解を深めるには「沖縄平和学」・「南島社会学」・「平和運動史」など。
(2)次のステージ:日常生活のなかに潜む多様な権力構造・差別構造を意識し、問題解決や社会貢献の方法と理想像を描きつづけてほしい。また学習成果を3年次以降の演習や卒業論文、社会的活動に反映させてほしい。
授業外学修時間の考え方
/Overtime Learning
授業外学修時間はシラバスの授業計画を参考にして、計画・実施してください。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
授業時間外学修の内容
/Out-of-Class Learning
備考
/Notes
1 01:9月28日 イントロダクション_本授業のねらいと全体像の説明 シラバスを事前に読んでくること
2 02:10月12日(スポーツの日) 沖縄近現代史をめぐる歴史認識論と史資料論 第01週に配布のプリントを参照して、ご自身の研究テーマについて紹介する。
3 03:10月19日 沖縄近現代史と史資料学①_歴史資料の特性・沖縄関係資料保存機関・自治体史・字誌 第02週に配布のプリントを参照して、ご自身の研究テーマで扱う史資料の位置付けを確認する。
4 04:10月26日 戦時体制下の日常生活と沖縄戦の諸相_日本軍との関係性、ガマでの出来事など(文書資料・証言資料・考古資料) 第03週に配布のプリントを参照
5 05:11月2日 近代日本の植民地と沖縄①_人口移動とジェンダー(証言資料・新聞資料など) 第04週に配布のプリントを参照
6 06:11月9日 近代日本の植民地と沖縄②_フィリピン・満洲(証言資料・新聞資料・民俗資料) 第05週に配布のプリントを参照
7 07:11月16日 近代日本の植民地と沖縄③_南洋群島(証言資料・新聞資料・民俗資料) 第06週に配布のプリントを参照
8 08:11月23日 沖縄近現代史における集落・年中行事の変容(文書資料・証言資料・民俗資料・考古資料) 第07週に配布のプリントを参照
9 09:11月30日 沖縄近現代史と史資料学②_史資料学とアーカイブズ学など 第08週に配布のプリントを参照して、史資料学とアーカイブズ学との相違性について確認する。
10 10:12月7日 明治期沖縄県政①_「旧慣」温存期における地域社会の諸相(文書資料・民俗資料・考古資料) 第09週に配布のプリントを参照
11 11:12月14日 明治期沖縄県政②_「旧慣」制度改革(家文書・個人文書・民俗資料) 第10週に配布のプリントを参照
12 12:12月21日 沖縄現代史①_沖縄・日本・アメリカの関係(公文書・個人文書・回顧録) 第11週に配布のプリントを参照
13 13:1月4日 沖縄現代史②_いわゆる「密約」問題(公文書・個人文書・回顧録) 第12週に配布のプリントを参照
14 14:1月18日 沖縄現代史③_沖縄民政府の文化政策過程(公文書と美術資料) 第13週に配布のプリントを参照
15 15:1月25日 沖縄現代史④_瀬長亀次郎那覇市長と災害対策の政治過程(公文書と個人文書) 第14週に配布のプリントを参照
16 16:2月8日 期末テスト プリントを基に半期間の総復習

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