シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2026/03/24 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
倫理学Ⅱ/Ethics Ⅱ
時間割コード
/Course Code
0110140001
開講所属
/Course Offered by
共通科目人間文化科目群/General Education Course
開講区分
/semester offered
後期/Second Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
小柳 正弘/Masahiro KOYANAGI
科目区分
/Course Group
その他 その他 共通科目/その他 その他 共通科目
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
小柳 正弘/Masahiro KOYANAGI 人間福祉学科/Department of Human Welfare
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
この科目は「社会人として自立するために必要な広範かつ基本的な知識・技能を身に付け、良識を養う」(本学カリキュラムポリシー)ことで、「自らが生きる社会をより深く理解するために、多様な観点と専門的知識を備えた人物」(本学ディプロマポリシー)を育成するための科目である。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
mkoyanagi@okiu.ac.jp
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
倫理学Ⅰおよび倫理学Ⅱは、人間はいかなるものであるべきかについて哲学的に考察する科目である。倫理学Ⅱでは、前期の倫理学Ⅰでの議論・考察を踏まえたうえで、私たち人間を「公衆」という「私-たち」と捉えなおすとともに、「障害」と自由をめぐる理論や実践を参照しながら、「かなしみ」と「かなしさ」を「共鳴」の原理とする「人間」のありかたを、「自己決定の倫理」の前提をなす「私ーたち」の自由として提起し、その成否について、受講者とともに検討・考察する。
*登録調整期間中の授業で行うオリエンテーションへの出席を履修登録のための必要条件とし出席していなものは登録を削除する。
メッセージ
/Message
この科目は、前期の倫理学Ⅰと一体をなすものとして計画されており、倫理学Ⅰと同様に、授業時間内においても授業時間外においても、自分自身の感覚や認識をふりかえることも含め、受講者自身が問題を考えてみることを強く求める。そのため、授業内・授業外の課題の提出や質疑応答など、授業への主体的・積極的なかかわりが評価の中核となるので、その点をよく心得て受講を決めること(登録調整期間中の授業で行うオリエンテーションへの出席を履修登録のための必要条件とし出席していなものは登録を削除する)。私語は厳禁。座席は指定する。
到達目標
/Attainment Targets
・私たち人間がどのような存在であると考えることができるかについて多面的に説明できる。
・人間がいかなるものであるかを踏まえ、倫理をどのように考えることができるかについて多面的に説明できる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
*登録調整期間中の授業で行うオリエンテーションへの出席を履修登録のための必要条件とし出席していなものは登録を削除する。
授業は対面で行う。説明には黒板も用いるが、考察の素材となる資料は原則としてteamsで提供する。可能な限り毎時間、授業内および授業外の課題をteamsで提出することを求める(PC持参を推奨)。ただし、オンラインでの受講は本学では認められていない。前期の倫理学Ⅰと後期の倫理学Ⅱは連続した一体のものとして計画されている(後期の倫理学Ⅱは前期の倫理学Ⅰの受講者のみをうけいれる)。
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
・考察の素材となる資料は原則としてteamsで提供する。
・講義の中核となる資料は『自己決定の倫理と「私‐たち」の自由』(小柳正弘著、ナカニシヤ出版)であり、これについてもteamsで閲覧できるようにする。
・その他の参考文献は適宜紹介する。
学びの手立て
/Way of learning
*前期の倫理学Ⅰにひきつづきteamsの「2026年度 倫理学Ⅰ・Ⅱ」チームで出席の確認、課題の提出、資料の閲覧をおこなう。倫理学Ⅱをひきつづき履修するものは「2026年度 倫理学Ⅰ・Ⅱ」チームのメンバーから脱退しないこと。倫理学Ⅱを履修しないものは「2026年度 倫理学Ⅰ・Ⅱ」チームのメンバーのリストから削除する。
*授業に出席するだけでなく、授業内・授業外の課題の提出や質疑応答など、授業への主体的・積極的なかかわりが必要不可欠である。
評価
/Evaluation
授業内および授業外の課題を1回3点満点で評価し、23回で計69点。
授業中の質疑応答を1回3点満点で評価し、計21点。
まとめの議論の小レポートを10点満点で評価。
*公欠の取扱いについては学部履修規程を確認すること。たんなる体調不良は公欠とはならないので留意すること。遅刻および早退は2回で欠席1回とみなす。
生成AIの利用について
/Generative AI Usage
生成AIの利用範囲
/Rules for the use of Generative AI Usage
①利用を認めない(教員の指示がある場合を除く)
補足事項(任意)
/Additional Information
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
倫理学Ⅰ(後期の倫理学Ⅱは前期の倫理学Ⅰの受講者のみをうけいれる)
哲学Ⅰ、哲学Ⅱ、人間文化課題研究Ⅰ、人間文化課題研究Ⅱ
授業外学修時間の考え方
/Overtime Learning
授業外学修時間はシラバスの授業計画を参考にして、計画・実施してください。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
授業時間外学修の内容
/Out-of-Class Learning
備考
/Notes
1 1 オリエンテーション:前期の授業に関するコメント・質問に答え、前期のまとめの小レポートを講評する。
「批判」とはどのようなことか。
2 2 再び、「批判」的思索とは
【授業時間内課題】障害者にとって「障害」とはどのような現象だと思うか。
障害者の「障害」はなぜ障害となると思うか。
3 3 「私」「私たち」に関する一般的な印象/認識
【授業時間内課題】あなたにとっての「私たち」とはどのようなものか。
「私」「私たち」「人間」といった概念はどのような関係にあると思うか。
4 4 「公衆」に関する一般的な印象/認識
【授業時間内課題】「公衆」に関する一般的な印象/認識についてどう思うか。
「公衆」と自分たちとのかかわりに関する一般的な印象/認識についてどう思うか。
5 5 「公衆」としての「人間」/「公衆」という「私-たち」
【授業時間内課題】自分に直接的な利害関係のないことについて、自分のことのように振舞うことがあるか。あるとすれば、それは、どのようなときか。
ひとが、ときに、自分に直接的な利害関係のないことについて、自分のことのように振舞うのは、なぜだと思うか。
6 6 「障害」と自由1/3 
星野富弘をめぐって
星野富弘さんにとって何が「障害」となっていると思うか。
7 7 「障害」と自由2/3 
障害の「医学・個人モデル」から「社会モデル」へ
【授業時間内課題】個人モデルの問題点はどういうことか。
社会モデルにどのような系争点や課題が考えられるか
8 8 「障害」と自由3/3 
「社会モデル」か「文化モデル」か
【授業時間内課題】文化モデルにどのような系争点や課題が考えられるか。
社会モデルと文化モデルはどのように折り合うことができるか。
9 9 現象としての「かなしみ」と「かなしさ」および両者の差異 現象としての「かなしみ」「かなしさ」および両者の差異に関する一般的な感じ方についてどう思うか。
10 10 大江健三郎「静かな生活」をめぐって1/2
大江光さんにとって何が「障害」となっていると思うか。
11 11 大江健三郎「静かな生活」をめぐって2/2
【授業時間内課題】「静かな生活」のどこが静かなのか。
「緩やかな絆」にどのような系争点や課題が考えられるか。
12 12 「共鳴」の事実と原理
【授業時間内課題】あなたは「共鳴」の事実に接したことがあるか。あるとすれば、それはどのようなときか。
「共鳴」は普遍的な原理となりうると思うか。
13 13 「共鳴」の倫理と「かなしみ」もしくは「かなしさ」
【授業時間内課題】共鳴するから「かなしい」のか、それとも「かなしい」から共鳴するのか
「かなしみ」や「かなしさ」は、どのような意味で「共鳴」の原理となりうると考えることができるか。
14 14 「かなしみ」と「かなしさ」の人間学
【授業時間内課題】後期の授業に関するコメント・質問
後期の授業をふりかえりコメント・質問案を作成
15 15 「私‐たち」の自由と倫理
【まとめの小レポート】
授業評価アンケート等
後期の授業をふりかえり自身の学修を総括・評価

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