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ティーアワーは今年度で3年目、通算16回を迎えました。今年もバラエティーあふれるテーマで、妊婦体験をしたり、粘土細工を楽しんだり、本場の中国茶を味わったりと、毎回参加者の好評を得ています。
ティーアワーとは、その名のとおり“お茶”しながらの気軽な「しゃべり場」です。学科や学年の垣根を越え、自由に語り合える場です。新たな発見や出会いだけでなく、今まで気付かなかった自分自身の発掘もあるかもしれません。
あなたも、ティーアワーに遊びに来てみませんか? |
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人間福祉学科 講師 岩田直子
人間が誕生し、成長していくプロセスに一つとして同じものはありません。それぞれ素晴らしく、ユニークです。しかし、私達は忙しい毎日の中で自分の存在を見失いがちではないでしょうか。また、何かと他人と比較し、自分の欠点ばかり気になってしまうことが多いのではないでしょうか。これでは自分の良さがわからなくなってしまいますし、自分の生命を慈しむ気持ちが消えてしまいます。
ということで、金曜日の午後のひととき、ちょっとひと休みし、ゆったりとした時間の中で自分を振り返ってみようと呼びかけたところ、男子学生13人、女子学生12人が参加してくれました。
今回は、那覇市母子保健推進員4名の皆さんのご協力のもと行われました。ティーアワーが始まって今年で3年目ですが、学外の方をお招きして開催されたのは初めてのことでした。母子保健推進員の皆さんはビデオやパネル、手作りの胎児人形を使って生命誕生のしくみや、胎児の成長の様子をお話して下さいました。参加学生は生命誕生の不思議さや乳児の能力に感動したようです。また、推進員の皆さんは、お話ばかりでなく、手作り妊婦体験グッズを使って臨月の妊婦体験をさせて下さいました。体験した学生達は、その重さ、日常生活をする際の不便さに驚き、母親の偉大さと、その愛情の深さ、そして命の大切さを再確認したようです。 |
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