「歩みだせ 新たな未知をー今、掴みとる未来」
11月26・27日の二日間、第34回沖国大祭が開催されました。「歩みだせ 新たな未知をー今、掴みとる未来」をテーマに、約90団体が参加しました。模擬店に展示・舞台発表と、毎年学生達の様々な取り組みが楽しい学園祭。団体リーダーの皆さんに二日間を振り返っての感想を聞きました。
 
★ジャハティセブン
小泉 麻衣子 (英米言語文化学科・3年次)
 私達は、同学年の気の合う仲間で映画の制作、上映を行いました。男女合わせて47名という大所帯で、一人一人が自分のできる範囲で学祭準備に励みました。早朝から11月の海に潜るなど体を張った撮影を行ったり、編集担当者は徹夜で作業するなど、皆本気で取り組みました。作品の出来に大満足、客足も良好で最高の思い出になりました。
 
★平和学ゼミ2年次
高橋 正太郎 (社会文化学科・2年次)
 米軍ヘリ墜落事故で直接被害を受けた本館が全て撤去され、同じように人々の心の中からもヘリ事故の記憶が薄れていく。私達平和学ゼミは、この事件を展示という形で人々に伝えていくために、沖国大祭に参加しました。当日は200名近くの人が見に来てくれました。皆の心の中にある平和への願いを力にし、様々な形にすることができたと思います。
 
★ズッコケ3人組とゆかいな仲間(神里ゼミ)
桃原 麻衣子 (人間福祉学科・2年次)
 私達は沖国大祭で「焼き鳥・ポテト・ナゲット・飲み物」を販売しました。準備期間中はなかなか人が集まらず、毎回同じ人達が作業している感じで、当日3日前になっても状況は変わりませんでした。それは参加を呼び掛ける中心メンバー側も、それ以外のメンバーもお互い遠慮がちになっていたからだと思います。それでも最終日、片付けの頃には「楽しかったね!」と言い合いながら皆笑顔でした。「全員参加」ということができなかったのはとても残念でしたが、いい思い出になりました。
 
★鼓舞集団 浦風
富田 拓 (日本文化学科・3年次)
 エイサーサークル「鼓舞集団 浦風」は、週3回のペースで練習を重ねています。私達にとって沖国大祭は、日ごろの練習の成果を発揮する大きな晴れ舞台です。本番では本当に多くの観客から拍手や激励の声をいただきました。たくさんの方々に楽しんでもらい、大学祭の成功に感動を味わうことが出来ました。
 
★書道部
仲里 真美 (地域行政学科・3年次)
 今年の書道作品は漢字だけの書のほかに、歌の歌詞や詩などを書いた漢字仮名混じり書を展示しました。展示室で作品を見ながらゆっくりしてほしいと思い、JAZZを流し、書道体験コーナーを設けるなど、ゆとりある空間作りに努めました。様々な年齢層の方に書を見てもらい、書道を楽しんでもらったことに大きな喜びを得ました。
 
★子育て支援グループ「スマイル☆らんど」
下門 美香 (人間福祉学科・4年次)
 子育て支援グループ「スマイル☆らんど」とは、育児と学業を両立している学生への、大学内での子育て支援ボランティアグループで、一時預かり保育やボランティア同士の勉強会などを行っています。今回の沖国大祭で活動紹介のための展示を通して、活動内容を多くの人に知ってもらい、また私達自身も改めて学ぶことができました。グループの仲もさらに深められた良い機会となりました。
 
★ピアノ・エレクトーン サークル「ぴえれ」
宮里 利沙 (商学科・4年次)
 「ぴえれ」はレベルを問わず、ピアノやエレクトーンが好きな子が集まって出来たサークルです。毎年大学祭では5号館ロビーでピアノ演奏を行っています。今年は吹奏楽部に協力してもらい、ユーホニウムとトロンボーンとピアノとでの演奏を行いました。足を止めて聞いてくださった方々にも楽しんでもらえたようで嬉しかったです。
 
★写真部
玉宮 鉄平 (英米言語文化学科・4年次)
 沖国大祭での写真展には、多くの方々に足を運んでいただき、大成功でした。部員一同達成感でいっぱいです。これからも写真・写真展を通して、写真を撮る楽しさや見る楽しさを、色々な分野の人々と共有していきたいです。
 
★チーム経済
豊見本 長洋 (経済学科・2年次)
 チーム経済は屋台で豚丼、揚げ団子、アメリカンドッグを販売し、たくさんのお客さんに食べてもらうことが出来ました。私は主に呼び込みをしていたのですが、「おいしい」と言われるととても嬉しく、声に力が入りました。そして午後九時の大学祭終了時間前に、全て完売することができ、最後は5号館前でエイサーに浸りました。
 
★日本語表現法 演習「鬼慶良間」
大城 徳栄 (日本文化学科・1年次)
 長年沖国大祭で上演されている伝統ある出し物にもかかわらず、活動当初は皆やる気があまりなく、本気で取り組み始めたのは本番一週間前だった。演出担当である私が焦燥感を抱いて檄をとばした結果、数々の衝突が生じ、友人や私の良き理解者との関係が崩壊してしまった。理想と現実のギャップに戸惑い、何度も演出を降りたいと感じた。大学祭一日目は全員の集中力が乏しく、演技や行動に精彩を欠く面が目立った。
上演終了後にアンケートを見てみると、内容は惨憺たるものだった。そのため、私はさらに罵声を浴びせた。すると二日目の舞台では、皆人が変わったように生き生きとした芝居や裏方ぶりであった。今までに全く見たことのない舞台に、私をはじめ多くの人が感動していた。あのときの団結力は、他の団体に決して負けない物凄い力があった。本当に皆と一緒にこの舞台ができたことに深く感謝したい。
 
 
★琉球風車
渡久地 貴野 (経済学科・4年次)
 私達琉球風車は、毎年メンバーが増えていくなか、今年は総勢110名で元気いっぱいのエイサーを披露することができました。最終日は巨大壁画「夢」を登場させ、会場全体を巻き込んだフィナーレを作り上げることに成功しました。最後には出演団体、来場者が一体となったカチャーシーで中庭を埋め尽くし、盛大に締めくくることができたと思います。
 
★お笑い屋敷4
大城 大心 (地域行政学科・4年次)
 「お笑い屋敷」のお笑いライブは、3組のコンビがコントや漫才をし、最後にはメンバー総出演で締めくくるという、盛りだくさんの30分。日曜日のみの7回公演でお客さんがな、な、な、なんと約1600人と大いに盛り上がりました!大勢の人を笑わすという喜び、そして男子も女子も一丸となって一つの舞台を作り上げることの素晴らしさ。もう最高です!
 
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