シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/03/24 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
図書館文化セミナー/Cultural Seminar of Library
時間割コード
/Course Code
G270750001
開講所属
/Course Offered by
総合文化学部日本文化学科コース決定前/College of Global and Regional Culture Department of Japanese Language and Culture
開講区分
/semester offered
後期/Second Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
山口 真也/Shinya YAMAGUCHI
科目区分
/Course Group
専門科目 専門科目選択/専門科目 専門科目選択
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
山口 真也/Shinya YAMAGUCHI 日本文化学科/Department of Japanese Language and Culture
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
日本文化学科の資格系科目。3年生から図書館情報学をテーマとする研究室に進む上でのプレゼミとして位置付けられる科目です。(ゼミ選択後の3年生、4年生も受講できます)
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
授業の前後に教室で受け付けます。メールでの問い合わせも可能です。
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
本授業は、図書館業務(実務)を実践的に学ぶための演習・実習形式の授業です。司書課程での学びを「地域社会に還元する」という目的の下で、司書職を目指す学生たちが図書館がもつ多様なはたらきをともに学び合うことを目指します。
メッセージ
/Message
図書館にはさまざまなはたらき・可能性があります。司書課程の通常のカリキュラムではなかなか取り組めないプロジェクト型の実習を通して、図書館のはたらきや専門職としての司書職のミッションについて理解を深めていきましょう。
到達目標
/Attainment Targets
① イベントの企画・運営、広報などの活動を通して、これからの司書に求められる企画運営能力、ICTを身に着ける。
② 公共図書館はもちろん、学校図書館(小学校・中学校)、大学図書館、専門図書館の司書の方々や、図書館周辺領域でも(資格を生かして)活躍している方々との交流を通して、それぞれの職業に対する理解を深め、進路決定の参考とする。
③ グループでの実習を通して、司書として、または、社会人として求められる協働意識やチームの一員として働く上での自己の適性を理解する。
④ 図書館情報学で学んだ知識・技能が図書館業界はもちろん、いろいろなフィールドで役立つことを体験的に理解する。
⑤公務員試験・司書採用・図書館系企業(書店・出版など)でアピールできる「経験・エピソード」を得る。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
前半は、多文化サービスのあり方を考えるための「世界のおはなし会」、学校図書館での読書推進のあり方を考えるための「ビブリオバトル」のイベント運営(※JICA沖縄図書資料室、沖縄県立図書館にて)後半は、「大学生の課題解決」をテーマとした本学図書館でのテーマ展示実習を行います。(※図書館現場からのオファーによっては内容を変更することもあります)
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
・テキストは使用しません。
・プロジェクトに関する情報を集める上では図書館資料(図書・雑誌・新聞・DB)を積極的に活用しましょう。
学びの手立て
/Way of learning
・ゲスト講師の都合により、プロジェクトの内容、取り組む順番、日程が変更になることもあります。
・日程の変更等は全て山口からメールで行います。学籍番号のメールを必ずチェックできるようにしておきましょう。
・初回の授業で、今年度の授業の日程を発表します。授業時間外に土曜日・日曜日を使っての実習を行うこともありますので、全日程に参加できることを確認の上、本登録するようにしてください。
評価
/Evaluation
・各プロジェクトへの参加状況、プレゼンテーションなどの到達度で評価する。
 各プロジェクトの到達度 100点満点
 グループ学習の参加状況 (グループ学習の回を欠席すると1回につき5~10点減点)
・6回以上欠席した場合は単位を認定しない。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
・将来の進路目標の一つとして司書職を目指すみなさんは、この授業を通して図書館がもつ多様なはたらきとサービス効果の検証方法を学び、3年生から始まる「ゼミナールⅠ」にて、図書館に関する卒業研究を行いましょう。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1 ガイダンス・各プロジェクトの紹介 シラバスを読み、授業に備える
グループ作り・スケジュールの確認
2 2 JICA沖縄国際センター図書資料室との協働による多文化サービス体験① 専門図書館のはたらき、「世界のお話し会」についてレクチャーを受ける JICA沖縄図書資料室を訪問
3 3 JICA沖縄国際センター図書資料室との協働による多文化サービス体験②  「世界のお話し会」の企画検討・話し合い。企画書案の提出
4 4 JICA沖縄国際センター図書資料室との協働による多文化サービス体験③ プログラムの修正・本提出
5 5 沖縄県立図書館との協働による高校生ビブリオバトル大会のサポート① ミニビブリオバトルの準備
6 6 沖縄県立図書館との協働による高校生ビブリオバトル大会のサポート② 県高校生大会の予選会のコーディネーターとしてイベント運営を学ぶ。 11月3日(祝日)、沖縄県立図書館を訪問
7 7 JICA沖縄国際センター図書資料室との協働による多文化サービス体験④ プレゼンテーションの準備・広報用のポスター、タイトルボード等の作成
8 8 JICA沖縄国際センター図書資料室との協働による多文化サービス体験⑤ 読み手の方(外国人研修生)との顔合わせ・練習、課題の共有 (11月中旬の大学祭休みの期間を利用、リハーサルを行う)
9 9 JICA沖縄国際センター図書資料室との協働による多文化サービス体験⑥ イベントの実施、イベントのふりかえり・レポート作成 JICA沖縄図書資料室を訪問
10 10 沖縄国際大学図書館での「ひと棚図書館」の運営① テーマの検討・仮提出
11 11 沖縄国際大学図書館での「ひと棚図書館」の運営② テーマの調整、本決定、資料の収集
12 12 沖縄国際大学図書館での「ひと棚図書館」の運営③ POPなどの展示用アイテムの作成
13 13 沖縄国際大学図書館での「ひと棚図書館」の運営④ 展示コーナーづくり
14 14 沖縄国際大学図書館での「ひと棚図書館」の運営⑤ 展示コーナーのメンテナンス
15 15 沖縄国際大学図書館での「ひと棚図書館」の運営⑥・授業のまとめ 展示の片づけ・効果の検証

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