シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/03/24 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
博物館教育論/Museum Education
時間割コード
/Course Code
I1A0290001
開講所属
/Course Offered by
資格科目資格科目(単位料あり)/
開講区分
/semester offered
後期/Second Semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
宮城 弘樹/Hiroki MIYAGI
科目区分
/Course Group
その他 その他 資格科目/その他 その他 資格科目
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
宮城 弘樹/Hiroki MIYAGI 社会文化学科/Department of Society and Regional Culture
前田 一舟(非常勤) 社会文化学科/Department of Society and Regional Culture
鈴木 悠(非常勤) 社会文化学科/Department of Society and Regional Culture
平良 次子(非常勤) 社会文化学科/Department of Society and Regional Culture
村田 尚史(非常勤) 社会文化学科/Department of Society and Regional Culture
宮里 ひな子(非常勤) 社会文化学科/Department of Society and Regional Culture
※ポリシーとの関連性
/*Relevance to Policy
博物館法に基づき、学芸員が利用者の思考とその行為の時間を提供し、国民の社会形成に必要な資質の理解を深める。
授業に関する問い合わせ
/Inquiries about classes
授業終了後教室で受け付ける。
学びの準備
/Prepare to learn
ねらい
/Goal
本講義では、なぜ、博物館に教育が必要なのかを県内で各博物館で実施する実例に学び、学芸員が利用者の為に果たす役割等を探り、学芸員の資質を養うことをねらいとする。
メッセージ
/Message
近年、学芸員には調査研究の姿勢や展示だけでなく、利用者の学びを促す仕組みも求められている。そこで、どのように利用者の思考とその行為の時間を提供するのかを実体験や先行研究等の事例より自主学習を通して学修していく。
到達目標
/Attainment Targets
博物館は、教育基本法の改正に伴い生涯学習の理念等が盛り込まれ、その実現を図る為、現代社会のニーズに対応した教育活動の場が進められている。その為、博物館学芸員には調査研究に裏付けられた高度な専門性とその学習への活用が強く求められている。
1)地域に根ざした博物館と学芸員の果たす役割について理解することができる。
2)博物館を知的発見の場と位置づけて学びの種を発見することができるようになる。
3)学びを学校教育との連携、生涯学習等へ活用、地域産業に結びつけて企画できるようになる。
学びの実践
/Learning Practices
授業計画
/Class Plan
テキスト・参考文献・資料など
/Textbooks, references, materials, etc.
【テキスト】各講義で資料を紹介する。
【参考文献・等】時間外の自主学習に役立つ参考文献として以下を推薦する。
 ①ジョージ.E.ハイン著、鷹野光行監訳、『博物館で学ぶ』、同成社、2010年。
 ②フォーク、ディーアキング共著、高橋純一訳、『博物館体験-学芸員のための視点-』、雄山閣、1996年。
 ③布谷和夫、『博物館の理念と運営-利用者主体の博物館学-』、雄山閣、2005年。
学びの手立て
/Way of learning
【学びの手立て】授業のなかで配布した資料や紹介した情報を復習し、次の自主学習へ取り組むよう心掛ける。また、授業では担当者による一方的な情報提供だけでなく、自主学習及び意見参加型の場を常に求める為、自発的な意見等も要する。
【履修の心構え】授業の進行によっては博物館に関する日本の最新報道や台風等による休講からトピックの順序を変えたり、一部変更することがある。授業を受講する上での最低限のマナー(携帯電話・遅刻・居眠り・退出・私語)は、心得ておくこと。そして、課題等の提出期限は厳守するものとし、締切日以降の提出は一切受け付けないので充分に留意すること。
評価
/Evaluation
・上記の到達目標を達成する為、授業のなかでその都度、講義感想や学習課題を求め、電子メール等で提出とする。その評価を以下のとおり設定する。
・各講義の小テストあるいはリアクションペーパー(質問や発言を含む)・平常点・等(50%)、学習課題提出(50%)より評価する。
・出席状況については、CAMPASSQUAREを用いて行う。各自アクセスできるように準備しておくこと。
学びの継続
/Continuing to learn
次のステージ・関連科目
/Next Stage and Related Courses
・関連科目としては、「博物館経営論」「博物館展示論」「博物館情報・メディア論」等があげられる。
・次なるステージとしては受講終了後に独自で取り組みたい興味のあるテーマを設定し、その自主研究を通して地域の資源から学校教育及び生涯学習やミュージアム産業へ結びつくきっかけを育んでほしい。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
授業計画
/Class Plan
時間外学習の内容
/Content of Overtime Learning
備考
/Notes
1 1  博物館における学び・ガイダンス シラバスを精読すること
2 2  生涯学習社会における博物館の使命-教育と学びの姿勢- 配布資料を精読すること
3 3  遊びから学ぶ構想と企画の力-地域資源・教育資源・産業資源- 配布資料を精読すること
4 4 子ども博物館 配布資料を精読すること
5 5 博物館におけるアウトリーチ活動 配布資料を精読すること
6 6 博物館教育におけるボランティア活動 配布資料を精読すること
7 7 自然観察会とその教育効果 配布資料を精読すること
8 8 学芸員による展示解説と教育的役割 配布資料を精読すること
9 9 都市地域における歴史博物館における教育プログラム 配布資料を精読すること
10 10 博物館来館者へのレファレンス 配布資料を精読すること
11 11 デジタルミュージアムの教育・学習効果 配布資料を精読すること
12 12 平和教育と博物館活動 配布資料を精読すること
13 13 美術・工芸作品の鑑賞とワークショップ~織物を中心として~ 配布資料を精読すること
14 14 博物館におけるボランティアガイド 配布資料を精読すること
15 15 国際交流と博物館教育 配布資料を精読すること
16 16 利用者の思考とその行為の時間プログラム〔発表・講評〕 整理と新たな課題の発見

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