平成15年度 公務員・教員採用試験合格者数
平成15年12月5日現在 ※ ( )内は昨年度の合格者数  昨年度は1月6日集計
 厳しい就職戦線を勝ち抜き、理想の仕事に就くためには「早めの準備」が大切です。しかし、多くの学生が、ゴールまでのプロセスがつかめず、就職活動のスタートを先送りしてしまい、結果的に出遅れる傾向にあります。
 就職課では、学生の皆さんに「就職内定」を勝ち取るまでの大きな流れを把握して有意義な就職活動を過ごしてもらうため、リンク人材センター代表・喜久村進氏を講師に迎えて『就職ガイダンス』を開催しました。10月21日(火)から11月17日(月)までの計7回にわたり「企業が学生に求める人材像」「後悔しないための会社選び」「履歴書・エントリシート対策、筆記試験対策、面接対策」「先輩が語る必勝の奥義」等の実践対策を講義し、就職活動への意欲向上、志望企業の内定獲得に向けての活動プロセスを指導しました。

沖縄県中級(学校事務)合格
法学部 法学科 比 嘉 教 子

 私が公務員試験の勉強を始めたのは、3年生の前期からです。私は塾へは行かず、一次試験対策として学校で行われている講座に参加しました。それに加えて、苦手科目である数的・判断推理と経済は、それぞれ一冊づつ問題集を買って、何度も繰り返し解きました。公務員試験では、どれだけ多く点を取れるかが勝負なので、絶対に「捨て科目」は作らないで下さい。
 論文試験は、法学部の前津榮健先生に指導してもらいました。とにかく沢山書いて慣れるようにし、毎日、新聞にも目を通しました。面接試験は、就職課の模擬面接で練習しました。ここで質問された事は必ず本番でも聞かれますし、何度も質疑応答を繰り返すうちに質問に対する「慣れ」が生まれます。これによって、私は本番の面接へリラックスして臨むことができました。
 私は、このような方法で勉強しましたが、大切なことは、自分にあったペース・方法・環境で勉強することです。そして、早く始めたならば、より合格への道は近くなります。
 公務員試験に限らず、これから就職試験を受験する皆さんは、不安になったり、焦ることもあると思います。しかし、合格した時の喜びはとても大きいので、最後まで諦めずに、自分のペースで頑張って下さい。

名護市役所(上級)合格
法学部 法学科 冨 里 絢 乃

 公務員になりたい! 私は大学入学時から公務員に強く憧れていました。夢を実現するために歩んできた4年間は長いようで短く、とても充実した大学生活を過ごしたと思います。
 私が、公務員試験の勉強を本格的に始めたのは、大学3年の10月からで、私にとって、その日から毎日が公務員試験の勉強でした。本試験の2ヶ月前からは、朝から夜まで図書館を利用し、同じ問題を何度も解き、確実に自分のものにする努力をしました。毎日10時間以上の勉強は、今から考えると気の遠くなる時間ですが、公務員試験は科目数が多く、やるべき事が非常に多いので、時間は瞬く間に過ぎていきました。正直、最初の頃は模試の成績も悪く、勉強しても合格できるかな?などと不安と焦りで一杯になったことを今でもはっきり覚えています。その度に、丁寧に御指導下さった先生方、励ましてくれた先輩方、そして、一緒に勉強をし、教え合い、心の支えになってくれた仲間へ、今、感謝の気持ちで一杯です。公務員試験の勉強をするにあたって、不安や苦労、そして焦りが出てくるのは当たり前です。躓く時があってもいいでしょう。前へと進んでいるからこそ躓き悩むのです。最後まで夢を諦めず、自分のペースで、自分の足で、自分の力で精一杯努力したのなら、必ず良い結果が出るでしょう。大切なのは、自分を信じ、途中で妥協せず「合格」を願いつづけることです。そして、粘ることで願いがきっと叶う日が来るでしょう。
 現実に公務員として働いていく上で、私の理想とは異なる部分も数多くあるでしょう。しかし、先輩のアドバイスに耳を傾け、初心を忘れず、常に努力を重ねて信頼される立派な公務員になりたいと思います。

 

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