平成15年度 就職状況 |
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昨年度の就職状況 | ||||
本学の平成15年度(平成16年2月28日現在)の就職率は、昨年度と同じ30%でした。業種別においては、サービス、卸小売業が大半を占めており、続いて金融保険、教員・公務員の順になっています。また、依然として県内企業志向の学生が多く、全体の8割を占めています。 現状としては、依然、就職環境は厳しく、出口の見えない不況で収益が低迷する中、企業側では優秀な人材を数を絞って採用する傾向にあります。また、学生が就職を意識し始める3年次の後期ごろまでには、自分は何をしたいのか、どんな仕事に向いているのか、真剣に考える必要があります。自己分析や企業研究もままならず、一気に情報収集をしてエントリーし、その結果『本当にやりたいこと』を見いだせずに、自らの適性と就職先とのミスマッチが生じてしまうケースが多々あるからです。ゆとりを持って就職活動に取り組み、就職戦線を乗り越えて下さい。 |
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平成15年度 公務員・教員2次試験 合格状況 平成16年2月28日現在 |
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※( )内は昨年度の合格実績 |
採用試験等 対策講座 実施予定 全学年対象 | |||||||||||||||||||||
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Message | 不安に負けず、 目標に向かって頑張って! |
就職先 NHK (日本放送協会) |
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文学部 英文学科 南 千明 |
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去年の今頃、私はNHKのエントリーシート記入で頭を悩ませていました。他社のエントリーシートよりも文章を書く欄が多く、締め切りも迫っていたため、提出を諦めようかと思ったりもしました。しかし、あの時、必死で書いた1枚のエントリーシートが内定をもらうきっかけとなったのです。就職活動を本格的に開始してから初めて受けた企業がNHKで、それから内々定をもらうまで1ヶ月という早さでした。3年次の前期まで教員を目指していた私ですが、教員になることよりも企業で働いてみたいという気持ちが強まり、その事を両親に告げました。その時、両親は「道を変えると決めたからには、学校で1番に内定を取ってやるという気持ちで頑張りなさい!」と励ましてくれ、同時に「絶対に内定を取ってやる!!」という私のやる気を導き出してくれました。3年次の後期に行われた内定者報告会に参加した際、来年は自分もこの席で、後輩達に体験談を話したいと強く思い、ますます就職活動を積極的に行おうという意欲が出てきました。 しかし、私の就職活動が全て順調だったわけではなく、やはり就職難という状況もあり、「就職できなかったら…」と思い悩むこともありました。そんな時に私を助けてくれたのは、同じように就職活動を行っていた友人達で、それが結果的に私の就職活動の成功へと結びついているのです。就職活動がスタートし、将来への漠然とした不安を抱えている3年次の皆さん、私も1年前はそうでした。でも、その不安をエネルギーに変え目標に向かって頑張ったからこそ、今こうして皆さんに体験談を語る立場に立たせてもらえているのです。心に描いた自分の目標に近づけるように頑張ってください。 |
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Message | 『学問に王道なし』、
自分自身に負けないで! |
就職先
宜野湾市役所(上級) |
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商経学部 第一部 経済学科 中村 誠 |
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私が公務員試験の勉強を始めたのは、大学3年になってからでした。私の公務員試験対策は、得点のウェイトが大きい数的・判断・憲法・行政法・経済などを徹底的に勉強し、8割ぐらいは確実に得点できるようにしました。苦手な科目を無理に頭に詰め込むよりも、好きな科目の実力を徹底的に伸ばしていく方法が効率的だと思います。試験本番は、とにかく時間がないので、得点を安定させたい人は得意分野を確立させることが効果的です。また、試験日に合わせて、知識量のピークをもっていくことも重要だと思います。それを成し遂げるためには「多少の犠牲は惜しまない方がいい」と教えられたことは、今でも心に残っています。とは言え『学問に王道なし』で、後はがむしゃらに努力するだけです。 公務員試験の道のりは長く険しいもので、誰しも、しばしば自己嫌悪に陥ることがあると思います。しかし、そんな時は良い意味で自分を騙し、次の日も心機一転、前進できればいいと思います。高い競争率と戦うのではなく、弱い自分と戦うことになると思います。みなさんも是非、その強敵から勝利を勝ち取ってください。最後に、自分の周りには、いつでも応援してくれる家族、アドバイスをいただける先生や就職課の方々、そして、励まし、笑いあえる友人達がいました。私の合格は、こうした全ての境遇によって創り上げられたものだと確信して止みません。こうした恵まれた境遇に感謝しながら、これから夢を追いかける皆さんの御健闘を祈ります。 |
「ビジネススクール」で就職内定をGET! | |
本学・商学科のマーケティングコースや情報コースでは、就業体験の場として「ビジネススクール」というプログラムを実施しています。このプログラムでは、県内のベンチャー企業に学生を派遣し、ハードな業務体験をとおして、より実践的な知識を修得するとともに、学生自身が抱いている仕事に対するイメージと現実のギャップ=「就職ミスマッチ」を埋めることを目的としています。このほど、商学科・安里ゼミの宮平一子さんと宮森ゼミの具志堅友紀さんが、その実習時の働きぶりや将来性を高く評価され、派遣先企業である(株)テクノクラフトへの就職が決定しました。多言語翻訳ソフトの開発で定評のある同社の開発部門へ就職が決まった宮平さんは「授業の合間をぬっての就業体験は大変でしたが、一般企業という実社会の中での経験は、将来どの方向に進む場合でも、絶対に無駄にはならないと思います。交流の輪が広がったことも貴重な経験でした」と述べ、また、マーケティング部門へ配属予定の具志堅さんは「様々なスキルが身についた事に加え、何より、自分の将来設計についての自覚や責任感が芽生えたことが一番の変化でした」と語り、後輩達へビジネススクールの積極的な活用と真剣な取り組みを期待していました。 |
宮平さん(左)と 具志堅さん(右) |
エクステンションセンターで資格取得に挑戦! |
エクステンションセンターは、
大学内にある「もう1つの学校」です! |
あなたは、どんな資格や検定試験に興味がありますか? 行政書士・税理士・社会保険労務士・宅建主任などの国家資格、シスアド・Microsoft Office Specialist・ビジコン検定などのコンピュータ関係資格、簿記・販売士・ファイナンシャルプランナーなどのビジネス資格、医療事務・介護事務・ホームヘルパー・福祉住環境コーディネーターなどの医療/介護関係資格など、資格は仕事の数と同じく無数にあります。 エクステンションセンターは、皆さんの“やる気”に応えます。学部・学科は問いません。いつでも気軽に7号館1階のエクステンションセンターを訪ねてください。 |
ホームヘルパー2級講座を受講して
商経学部 商学科 久田 亮太 今回、私がホームヘルパー2級資格を取得しようと思ったきっかけは、大学を卒業するまでに何か一つは資格を持っておきたいと考えたからです。また、私の母親もこの資格を取得しており、講座を受講することで資格が得られることを知って、受講を決めました。
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医療事務講座を受講して 私は、大学在学中に「就職」に直接つながる資格に挑戦してみたいと思っていました。そんな時、学内で『医療事務講座』が行われることを知り、軽い気持ちで説明会に参加しました。説明会で初めて医療事務がどういう仕事なのかということを知り、授業内容や進め方などの説明を受け、受講する決心をしました。資格取得を目指しながらも、ダブルスクールという形で塾や専門学校に通うことを思いとどまっていた私にとって、大学の講義を受けた後、学内で専門学校の講座を受講できることは最大の魅力でした。 |