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本学・大学院の地域文化研究科・人間福祉専攻(臨床心理学領域)が、2004年4月5日付けで、財団法人・日本臨床心理士資格認定協会から「臨床心理士養成に関する指定大学院第二種」に指定されました。臨床心理士資格試験については、指定校修了者に受験資格が限定されることになっており、県内では本学が最初の指定となりました。第二種指定は、第一種と異なり、大学院修了後に1年間の臨床経験が必要となりますが、本学では、大学院の附属施設である「心理相談室」等で対応する予定です。今回の指定期間は2005年4月からの4年間で、それ以降は再審査を受け、期間を延長することになりますが、今回の指定により、県外に出ることなく受験資格が得られるようになるため、臨床心理士を志す学生にとって利便性が高まることになります。石原昌家・地域文化研究
科長や星野公夫教授らは「心のケアが社会的に重要な問題となっており、臨床心理士に対する
ニ
ーズ
は高い。
指定大学院
と
なったことで
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心理学領域に関する説明会
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これまで以上に地域に貢献したい」と今後の人材育成にかける意気込みを表明しています。なお、8月1日に開催された同心理学領域に関する説明会には、学内外から多数の参加者があり、社会的関心の高さが伺える結果となりました。 |
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このほど、平成16年度文部科学省「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」に、本学の産業情報学部が琉球大学工学部・沖縄県立芸術大学デザイン専攻との3大学連携で応募し、申請71件の中から、見事選定されました。同プログラムは、各種審議会からの提言など社会的要請の強い政策課題に対応したテーマ設定を行い、各大学等から申請された取組の中から特に優れた教育プロジェクト(取組)を選定し、財政支援を行うことで、高等教育の更なる活性化の促進を目的としています。今回、産業情報学部は「人材交流による産学連携教育」というテーマに対して、「産学連携による学生の即戦力化プログラム」という取組を提言しました。その内容は、実務研修を目的として、学生を情報関連企業に派遣し、卒業後に社会で即戦力として活躍可能な人材を育てるというものですが、従来のインターンシップ事業とは異なり、長期(約1年間)にわたって系統的かつ確実に幅広い実践的知識・技術・経験を習得させ、ビジネスマナーや責任感といった精神的涵養も図りつつ、プロフェッショナルなIT人材の育成を目指すものです。今回の取組に対しては、将来の大学における新しい経験学習・実践学習のモデルになり得るものとして、高い期待が寄せられています。なお、同取組の詳細については、http://www.okiu.ac.jp/asato/needs.htmlで公開しています。 |
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池田会長(左)から渡久地学長へ後援会補助金を贈呈
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5月28日、本学7号館で平成16年度の後援会・定期総会が開催されました。後援会は在学生の保護者や教職員等によって構成されており、総会前には、保護者への個別相談が実施され、学生生活や学業成績・就職指導などについて熱心なやりとりが行われました。
定期総会では、平成15年度の収支決算や平成16年度予算案・事業計画案などが審議・承認され、後援会の池田会長から渡久地朝明学長へ「後援会補助金(35,287,000円)」の目録贈呈が行われました。この「後援会補助金」は、学生の各種活動(文化活動・国際交流・体育奨励等)の支援や奨学金、並びに教職員の教育研究費(研究助成費)として活用されており、渡久地学長は後援会による手厚い支援活動に対して、感謝の言葉を述べました。なお、今回の総会では役員改選も行われ、後援会会長に池田光男会長が再任、副会長に新垣實教授が新任されました。総会後には、厚生会館で懇親会も行われ、琉球芸能文学研究会の学生が踊りや唄を披露するなど、和やかな雰囲気の中、関係者一同が親しく懇談しました。 |
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