学生の就職活動支援で大人気の「ジコピーセミナー」が、2004年10月22日(金)本学厚生会館4階で開催されました。「自己成長力」の育成プログラムを開発したアクティブラーニング社(東京)の代表・羽根拓也氏を講師に招き、就職活動の目的から自己PRの大切さ、どのように自分をアピールしていくかなどが実例と共に紹介され、興味深い講演となりました。就職内定をもらった4年次の学生も参加し、グループに分かれて参加者と交流する場面も設定されるなど長時間にわたるセミナーでしたが、最後まで盛況のうちに終了しました。本学・学生主催の「ジコピーセミナー」は今後も随時、開催予定です。詳細については、学内掲示でお知らせしますので参加してみてください。

 私は中学生の頃から英語が大好きで「英語教師になりたい」と思い、本学の教職課程で学んできました。今回は「いつかは採用試験に合格して先生になれたらいいな」と長い目で考えての受験だったので、1次試験合格は喜び以上に驚きが大きかったです。実は、大学の講義や模擬授業・教育実習準備などで忙しく、1次試験に関しては勉強する時間がありませんでした。それでも合格できたのは、英語が好きで、“勉強”という意識があまり無く、楽しみながら英語にたくさん触れてきたからだと思います。好きなことを夢中で追いかけていると、自ずと道が開けるのだと思いました。1次試験では「専門科目」が難関だと思いますが、試験に向けての勉強以上に、自分の専門分野が好きで「もっと学びたい、もっと極めたい!」という意識を日頃から持っているかどうかが、試験結果に影響するのではないかと思います。また、「教職・教養」に関しては、大学の講義が生かされました。
 2次試験に対しては、就職課の「教員採用試験・第2次選考試験対策講座」に参加し、備える事ができました。2次試験対策の際に心に残っていることがあります。2次試験では、沖縄の教育課題や実際の教育現場における対応などについて多く質問されるのですが、補充教員や臨時教員の経験がない私は、模擬面接の際に上手く質問に答えられず戸惑っていました。その時、先輩から「あなたの立場で一生懸命考えて答えたらいいですよ」というアドバイスを頂きました。“分からない”と諦めるのではなく、前向きに、自分ができる精一杯のことをしようという意志が大切だと実感しました。今回の合格は、多くの方々の支えや励ましがあってのことでした。丁寧に指導して下さった先生方や先輩方、対策講座の運営を行いながら、常に受講者を励ましてくれた日本文化学科の皆さん、互いに励ましあった受験者の皆さん、教職課程で共に学び刺激し合った仲間、温かい声をかけてくれた友人や家族に心から感謝しています。本当にありがとうございました。

平成16年12月25日現在
 
試験名称
卒業見込
過 卒
合 計
公 務 員
国家公務員II種
1(0)
16(5)
17(5)
労働基準監督官
0(0)
1(0)
(0)
沖縄県職員上級(行政・福祉)
0(0)
3(0)
3(0)
沖縄県職員中級(学校事務)
0(1)
0(2)
0(3)
沖縄県職員中級(警察事務)
0(0)
0(2)
0(2)
沖縄県警察官(男子A)
0(1)
0(1)
0(2)
名護市役所
0(1)
0(0)
0(1)
小   計
1(3)
20(10)
21(13)
教  員
沖縄県教員候補者選考試験(中学国語)
0(0)
7(5)
7(5)
〃    (中学英語)
2(1)
4(9)
6(10)
〃    (中学社会)
0(0)
3(9)
3(9)
〃    (高校国語)
0(0)
4(3)
4(3)
〃    (高校英語)
0(0)
3(4)
3(4)
〃(高校地理・歴史)
0(0)
5(2)
5(2)
〃    (高校公民)
0(0)
4(1)
4(1)
〃       (商 業)
0(0)
3(2)
3(2)
〃       (技 術)
0(0)
1(0)
1(0)
〃    (共通家庭)
0(0)
0(1)
0(1)
〃      ( 小学校)
0(0)
15(14)
15(14)
小   計
2(1)
49(50)
51(51)
合   計
3(4)
69(60)
72(64)
※( )内は昨年度の合格者数・昨年度は12月5日集計

夏期休暇期間を利用して昨年実施された「インターンシップ」の報告会が、12月3日(法学科・日本文化学科)と12月10日(社会文化学科)に開催されました。報告会では、県内の銀行やIT関連企業・各自治体・マスコミなどで約3週間のインターンシップを終えた学生の皆さんが、実際に経験した実習の成果について発表しました。今回の実習には合計180名の学生が参加し、各自の希望する企業で貴重な就業体験を積みました。次年度もインターンシップの募集を行う予定ですので、多くの学生が参加し、働く喜びや意欲・目的意識を高めるきっかけにして欲しいと思います。

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