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金城常務(左)と
松山大学 神森学長(右) |
相互の教育研究の発展を資するため、去る12月13日、松山大学(神森智学長・理事長)において単位互換協定が締結さ
れた。調印式には、本学から金城宏常務理事、三村和則教務部長、井端正幸法学部長、野崎四郎経済学部長の4名が出席し、調印式が行われた。学長代理として
出席した金城宏常務理事は、「今回の協定締結で双方の学生にはより広い教育の場が提供され、幅広い人間性の育成につながる国内協定になる。」と挨拶した。
受入学生は2年次以上が対象で、毎年10名以内の学生を双方1年派遣する。取得単位は卒業要件の単位として認められ、来年度から実施する。 |
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松山大学は、札幌学院大学(北海道)、名城大学(名古屋)、京都学園大学(京都)、桜美林大学(東
京)、熊本学園大学(熊本)に続き6校目の協定校となる。 |
松山大
学概要 |
愛媛県松山市に所在し、大正12(1923)年に創立、83年の歴史があ
ります。経済学部、経営学部、人文学部、法学部の4学部からなります。経済学部、経営学部に大学院修士課程・博士課程、さらに短期大学を擁する文科系総合
大学で、2006年4月には薬学部を新設。学生数6000人。 |
松山大学正門 |
アダム・スミスの『国富論』の初版本が所蔵されている図書館、戦前の制
服や学用品が展示されている同窓会会館があります。 |
松山市
の紹介 |
愛媛県のほぼ中央にある松山平野に位置し、沖
縄とは異なった文化と風土、道後温泉、俳句、夏目漱石(「坊ちゃん」の舞台)、ミカン畑、瀬戸内海の離島群、足を伸ばせば、四国霊場八十八カ所、宇和島の
闘牛、四万十川、本四架橋を渡って中国山地、日本海、スキー場等も魅力的です。 |
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平成17年4月29日に本学名誉教授の屋嘉宗克先生が「瑞宝小綬
章」を授与された。先生は、国文学・琉球文学の教育研究に努め、数多くの論文を発表し、『琉球文学ー琉歌の民俗学的研究ー』を出版した。また、学生部長、
短期大学部部長を歴任し本学の発展に多大なる貢献をした。更に本学の校歌をはじめ県内小学校4校、中学校3校の校歌、沖縄市歌を作詞するなど学内外でのご
功績が評価された。 |
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屋嘉 宗克(やか むねかつ) |
【略 歴】
大正15年11月15日沖縄県那覇市に生まれ。昭和51年4月沖縄国際大学教授に昇任。昭和53年4月学生部長、昭和56年、平成3年短期大学部部長を経
て、平成7年3月に退職した後、平成7年4月沖縄国際大学名誉教授の称号を受ける。 |
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平成17年8月31日に脳梗塞で亡くなった本学名誉教授の故上里安正先生に「瑞宝小綬章」が
授与された。先生は、専攻分野である金融論に関する諸論文を発表し、優れた研究業績を挙げた。また、短期大学部部長、学生部長、常務理事を歴任し本学の発
展に多大なる貢献をした。更に沖縄県大学野球の発展にもご功績があった。 |
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上里 安正(うえざと あんせい) |
【略 歴】
昭和7年5月3日沖縄県那覇市に生まれ。昭和47年4月に沖縄国際大学商経学部助教授となる。昭和58年10月商経学部教授に昇任した。平成10年3月定
年退職。平成13年10月には沖縄国際大学名誉教授の称号をうけた。 |
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沖縄学の優れた研究者に贈られる「第27回沖縄文化協会賞」の受賞式が2005年11月23日、ホテル機山館(東京都
文京区)で行われ、総合文化学部西岡敏助教授が、金城朝永賞を受賞した。金城朝永賞は、言語学部門の研究者に授与されるもので、琉球方言の研究、特に首里
方言を中心とした研究と、その研究を生かし、『沖縄古語大辞典』(角川書店)の編纂作業にも加わったことが評価された。 |
右から二人目が西岡助教授 |
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西岡助教授は、今回の受賞を受け、「沖縄文化協会賞金城朝永賞という名誉ある賞を受け、大変
光栄に存じます。琉球列島の言語を研究している者として、琉球語を基盤とする文化が、今まで以上に盛り上がってほしい、御万人の心の支えとなってほしいと
考えています。受賞を経て、微力ながらも琉球文化発展のために尽くし、精進していかなければならないと身の引き締まる思いです。皆様方のご指導、ご鞭撻
を、今後ともよろしくお願いいたします。」との感想を述べた。 |
最近は、琉球方言を基盤にした文学の研究にも関心を持ち、特に沖縄語(ウチナーグチ)による
滑稽・風刺の文芸、「琉球狂歌」の研究も進めている。 |
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