沖 縄国際大学(http://www.okiu.ac.jp)
 1月5日にホームページのリニューアルを行いました。今回のリニューアルでは、WEBアクセシビ リティーの世界基準である『W3C(World Wide Web Consortium)』を県内大学で初めて取得しました。 ※アクセシビリティ=利用のしやすさ
 大学を取り巻く環境は、近年、大きく様変わりしていま す。少子化による受験生争奪競争の激化に加えて、産学連携・社会人入試などにより企業・一般社会からの関心も高まっています。それに伴いホームページはあ らゆる人たちに情報を発信する場として一層重要になってきています。今回のリニューアルでは、『使いやすさ』と『デザイン』を改善のポイントに、受験生や 在学生など大学がターゲットとする人たちが必要な情報を探しやすい、視覚障害者など誰でも使える、ホームページにしました。 ホームページの制作には、株式会社アイアムに勤務している本校の卒業生と産学協同支援プログラムに参加した在学生が共同で作成しました。

左から桃原さん、曹さん、
川崎さん、山城さん
桃原 亮幸 文学部社会学科卒(株式会社アイアム webデザイナー)
 4年間を過ごした母校への愛着もありますし、なにより今の自分を育ててくれた大学へ の恩返しをしたいという想いがありました。サイトデザインに関しては、機能性を第一に考え、それから美しく、シンプルであることを意識しました。
 新しいサイトが、大学の教職員と学生のみなさん、そして学外の利用者にとっても使い やすいものとなれば嬉しいです。
 
曹 竜也 (商経学部商学科3年次)
 今回の産学協同支援プログラムに参加し、学生では体験できないweb制作の仕事を知 ることができました。業務の企画の段階からミーティングまで参加させて頂き、自分がこのような業務をやっていけるのか不安もありましたが、社員のみなさん のフォローもあり、楽しい研修期間を過ごしました。また自分の通っている大学のホームページ作成に参加することができて、このような機会を頂き、社会人の 方と色々な話ができて、自分の視野が広がりました。
 
川崎 有希 (商経学部商学科3年次)
 私は2ヶ月間、ネットワーク事業部で企業実習をさせて頂きました。華やかな職種だと いうイメージが今までありましたが、実際やってみると、地味で地道な作業の積み重ねが最終的に華やかなものを作り上げることに感動しました。
 短い期間ではありますが、学生のうちにこういった体験ができたということは、本当に 自分自身にプラスになったと思います。学ぶこと吸収することが山ほどあり非常に満足しました。活動や将来に役立てていきたいです。
 
山城 尚史 文学部社会学科卒(株式会社アイアム web企画製作)
 今回母校のサイトリニューアルに関わることができたことを大変嬉しく思い、また感謝 しています。リニューアルでは、デザイナーさんがおこしてくれたデザインを実際に動くように組み立てる「コーディング」作業を行ったのですが、デザイン性 を失わずにWebアクセシビリティに基づいた設計を特に心がけました。
 

 

私立和光高校(東京都)
日本文化学科4年次
伊藤幸太(いとう こうた)
琉球芸能文学研究会
琉球芸能の実演を学び、体感することによって、歌詞や所作の意味を理解し、琉球文学研究に役立 てることを目的に2003年3月に発足しました。
 本学で活躍している学生をシリーズでインタビューするコーナーです。
 1回目として日本文化学科4年次の伊藤幸太君に登場してもらいました。伊藤君は、大学で学びながら八重 山民謡歌手の大工哲弘さんに師事し、琉球芸能文学研究会の創立から会長として活躍してきました。4月より本学大学院に進学が決まっています。
どうして沖縄国際大学に来たの ですか?
 八重山民謡を本格的に勉強するために、沖縄に来ることを決め、琉球文学特に八重山民謡の研究をするため に日本文化学科の琉球文化コースのある沖縄国際大学への進学を決めました。
琉球芸能文学研究会との出会い は、活動内容は?
 1年次の後期に、先輩に誘われて、体育館落成式の余興に参加し、そのメンバーで、「学生の芸能サークル を作りたい」という話になり、琉球芸能文学研究会を立ち上げる一員となりました。
 これまでに東京、韓国などの公演を始め、自主公演として仙台、宮古、八重山、宜野湾、うるま市での公演 を行ってきました。
後輩へのメッセージ
 自分の好きなことを自ら行動して、実現させて欲しいです。そのために出会った仲間を大切にしてお互い支え合いながら、夢に向かって 欲しいです。
 

 
元海兵隊員アレン・ネルソンさん語る
 沖縄で訓練を受け、ベトナム戦争に参加した元海兵隊員で、日米で反戦活動を続けているアレン・ネルソンさんの講演が、10月25日 本学7号館で行われました。家庭が貧しくて入隊した経緯や、アメリカ本国にいた時と、ベトナムへ向かう直前に沖縄で受けた訓練の違いを説明し、沖縄の米軍 基地では本国よりもさらに実践的な訓練を行っていると話しました。「基地の中で日々行われているのは人殺しの練習。基地に囲まれた異常な環境で子どもが育 てられるのか」と問い掛け、「世界平和は国連やアメリカから始まるのではない。ここにいる一人一人が始めるものだ」と訴え、約600人の学生は熱心に聞き 入っていました。
 
講演会「星の王子さまの旅」
 12月22日、東京子ども図書館理事池田正義氏(中央大学名誉教授)の「星の王子さまの旅」講演会が図書館4階AVホールで開催さ れました。
  作者サン=テグジュペリの生涯についての簡単な紹介と、星に咲いていた一輪の花をテーマに作者が何を伝えたかったのかを詳細に解 説しました。講演に引き続き、220枚の貴重なスライド写真の上映、ロビーでは、星の王子さまデザインの50フラン紙幣・切手・CD等の展示も行われまし た。
 
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