第34回 卒業式
第8回 大学院修了式

 第34回卒業式並びに第8回大学院修了式が3月17日午後1時より、本学講堂兼体育館にて行われた。今年度は、学部1,285人・大学院28人の合計1,313人が就職や進学とそれぞれの目標に向かって旅立っていった。

卒業式の様子

卒業式の様子 渡久地朝明学長は告示の中で、「目標達成のために努力と忍耐を払えば夢叶うという場合はむしろ希で、多くの場合は自分が置かれている境遇を乗り越える努力から始めねばなりません。恵まれない境遇にあってもそれを嘆いてはなりません。そのときはどうか知恵と勇気と行動力で乗り越えて下さい。謙虚な心で、それぞれの人生を輝かしいものにして下さい。今後の諸君のご活躍とご多幸を希望します」と述べ卒業生を激励した。
 卒業生を代表して、社会文化学科の下地三保子さんは「大学を卒業するまでに関わってきた全ての方々との思い出は、4年間の大きな宝物です。私達は、卒業すると今まで以上に多くの人々と出会います。それを価値あるものにするのか、ただの出会いで終わらせるのかは、自分次第だと思います。4年間学んだことを胸に、私達は沖縄に「笑顔の花」を咲かせるため、頑張っていきます」と力強く答辞を述べた。
また、学業優秀で文化・体育活動の分野で活躍・貢献したと認められる者に与えられる学生表彰を、経済学科の成底和亮さんが受賞した。今回の受賞で、学生表彰された卒業生は、成底さんを加え9人目となる。
 式典終了後には、5号館ロビーと5号館前中庭では、校友会主催の園遊会が催され、多くの在学生や父母の方々も参加され、卒業生の門出を祝った。

学生表彰受賞者紹介

商経学部第一部 経済学科
成底和亮 (なりそこ かずあき)

受賞の様子 2003、2005年に九州地区大学野球選手権大会で優勝、2004年には世界大学野球選手権大会の日本代表選手候補にも上がった。2005年には日本学生野球協会より学生野球選手及び部員表彰者として表彰される等、野球部の好成績に大きく貢献した。
 学業成績においても優秀で、皆出席、ゼミ長を務めるなど、学友の良き模範となった。既に就職先も沖縄電力に内定しており、今後の後輩たちの励みにもなり今後の活躍が期待される。(詳細p13