私は中学3年生の時に家族の影響で琉球古典音楽に出会いました。当時はヒップホップやレゲーMusicなどが熱く、琉球舞踊や三線などはどこか古臭く一部の人だけが趣味でやっている、というような周りのイメージがありました。そのせいか自然と身近な友達にさえ、私が三線や太鼓を習っているということを言えずに過ごしていました。しかし、新人賞、優秀賞…とコンクールや舞台に挑戦していく中で古典音楽の奥深さや美しい表現、師匠や同期仲間との絆など多くの感動と出会う度に、誰かにこの喜びを伝えたくてたまらなくなったのです。その頃から「音楽で人を感動させたい」と思うようになり、より私らしい歌や曲を書くために沖縄国際大学の琉球文化コースで、生まれ育った沖縄について学びたいと思いました。
 講義はなるべく月から木曜日の1次限目から3次限目までに受講できるように自分で調整しています。1、2年生の頃は授業数も多いのでなかなか計画通りにはいきませんが、3年生からは割りと融通がきくと思います。午後は学校帰りにスタジオで創作活動やリハーサル、ラジオや、県外ライブのためそのまま空港に直行することもあります。音楽活動といっても歌を歌ってライブするだけではありません。今はライブに向けての練習や曲作りなどが主ですし、友人や家族とのコミュニケーションや日常生活も大切にしたいと考えています。時間は作るものなので忙しいと思うより何かやりたい事があれば時間を作ってでもやります。一番幸せだと思うのは大学に居るときも音楽活動をしているときも私が私でいられるし、支えになってくれる友人がいつも側にいると感じることです。
 


 卒業後も音楽を通して多くの人に想いを伝えていきたいです。きっと学生でなく一般人として社会に出た時が本当のスタートラインだと思います。今までやってきたことを信じて一歩ずつ進んでいくことが大切なので焦らず他人と比較せずに頑張ります。
 入学したばかりで、まず何を頑張ったらいいのかわからない人もいるかもしれませんが、誰かのためでなく何が自分のためになるのかを考えて行動すれば自信がもてるようになるので諦めずに頑張ってください。
在学生のみなさんも、沖国で過ごした学生時代が最高だったと思えるよう一緒に頑張りましょう。この学生生活での達成感は後になってから実感できるものです、今できる事を着実にやっていくことが大切だと思います。
夢は叶えてみせます!頑張りましょう。
 私は当初、具体的な将来の目標はなく漠然と人の役に立てる職に就きたいとだけ思っていました。そんな時、司法書士という国家資格があることを知りました。自分の知識を活かして人の役に立て、自分の責任でやりたいことができ、将来的に独立が可能であること、そして何よりも自分の人生を楽しんで生きていける仕事だと思い、司法書士という職業を目指しました。
 週6日の仕事をしながらの勉強だったので、限られた時間を有効に使い集中して勉強する事、試験に関する新しい情報(改正法等)を集める事、計画的に勉強して客観的に自分の実力(成績)を見る事などを常に意識していました。
 そして最も注意した事は、勉強だけではなく勉強と遊びを切り替えて、自分なりの気分転換をするように心がけた事です。
 大学時代の思い出としては、とにかく大学生活を楽しんで過ごしたことです。遊びだけではなく、講義で疑問があれば先生に質問し疑問を解消して知識を増やしていき、また、勉強以外の話をして人間としても大きく成長させてもらえました。 それと、親友とよべる友人達との出会いもあります。友人といろいろな事を話し、喜び、悩み、悲しみを共有して、お互いに刺激しながら成長しました。やりたいことができた大学生活のおかげで、今の自分があると思います。
 
 


 私が大学時代に常に意識していたのは、ただ毎日を過ごすのではなく、大学で出会った友人や先生方から、何か自分の為になることを得ようと思っていた事です。はじめはっきりとした目標がなかった私も、この事を意識して大学生活を過ごした事で、司法書士になるという目標ができ、周囲の支えや励ましの中、今回合格することができました。
 ですから、何か目的意識を持ちながら過ごすようにし、大学生活での人との出会いを大切にして楽しんでください。