「私には無理。」これは大学生活での私の口癖です。私は何かに挑戦しなければならないとき、いつもこの言葉を口にし、挑戦することなく諦めてしまう学生でした。
そんな私に転機が訪れたのは、三年生に進級し“就職”を意識し始めた頃でした。入学時から公務員志望でしたが、高い倍率・難しい学科試験の全てに対して初めから「諦めモード」になってしまい、「私には無理」という思いが強くなってきました。しかし、自分の将来を見つめ直した時、自分が本当に就きたい仕事に就職するためにはこの困難を乗り越える必要があると感じました。可能性が全くないわけではなく、努力と忍耐をもってすれば不可能ではないと思ったのです。受験勉強はとても苦しかったですが、合格した現在では当時の苦しさでさえも就職活動の良い思い出です。「苦しさを伴う努力の代償は成功である。」これは就職活動を通して感じたことです。後輩のみなさん、これから苦しいこともあるかとは思いますが、成功に向け頑張って下さい。 |
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私は県内の企業を中心に活動していました。会社訪問や会社説明会で50社以上の企業を見学し、実際に受験した企業は15社でした。最終的に4社から内定を頂き、ご縁が会って、「沖縄県労働金庫」に就職する事が出来ました。
自分がこうして無事に内定をいただく事が出来たのは、誰にも負けたくない気持ちを強く持って行動していた事、共に就職活動をしながら支えてくれた仲間がいたからこそだと実感しました。
「就職」ということは、字のごとく「職」に「就く」事です。なぜ職に就かないといけないのか?なぜ働くのか?一人一人、価値観が違うと思います。自分自身の価値観を見つめ、自分を信じて悔いのない就職活動をして下さい。楽しむ事、最後まで気持ちを強く持てば、最後は笑顔で終われると思います。
これから就職活動をする3年生の皆さんの活躍をお祈りいたします。 |