学生部長メッセージ
 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。学生生活を支援する「学生部」を代表し、心から歓迎申し上げます。
 皆さん、沖縄国際大学に晴れて入学できたことを誇りに思ってください。同時に、ここまで来るのにお世話になった方々に感謝してください。
 また、自分はどのような人間(ひと)になりたいかを考えてみてください。
 皆さんは合格通知を貰うと同時に沖縄国際大学に入学する権利を得ました。そして、施設の整った教育環境の下で、自由闊達に議論しあい、真理を探究し、自分の目指さんとする目標に向かって勉強する権利を得ました。
 そこで、一つ聞きたいことがあります。皆さんの目標はなんですか。きちっと定まっていますか。目標を持たないで学生生活を送るとどうなるのでしょうか。マラソンに例えると、皆さんは42.195km先のゴール目指してスタートを切ったわけです。
 しかし、ゴールが定まらないまま走っていては必ず迷ってしまいます。とうていゴールにはたどり着けません。
 それから、心して欲しいことが一つあります。皆さんは、本学に入学する権利を得たわけですが、その権利とは、自分の好き勝手なことをやっていいということではありません。権利には義務が伴うということを忘れてはなりません。義務を
果たさないで、自分の権利のみを主張してはいけません。
 では、学生としての義務とはなんでしょうか。それは、心身を鍛え、日々勉学にいそしみ、目標に向かって充実した毎日を送ることです。
 目標達成のため、困難に立ち向かう勇気と気概を持ち、努力することです。
 私見ですが、人間(ひと)は生きていくためには戦う武器を持たなければなりません。ここでいう武器とは、目標を達成し生きていくための手段のことです。
 あなたは大学で何を学び生きていくための手段としますか。大学は、生きるための武器(手段)を見つけ、磨く(勉強する)ところです。
 しかし、生きていくための手段として身につける学問は知識であり実学です。たとえレベルの高い実学を習得したとしても、教養がなければ尊敬される人間(ひと)にはなりえません。教養ある人間(ひと)とは、知性的で道徳的な人格を備えた人間(ひと)です。
 皆さんには、知的好奇心を持ち、たくさんの本を読み、先生方や友人たちとの交流を通していろいろなことを広く知り、高い教養のある人間(ひと)になって欲しいと、私は思います。
 あなたは、どんな人間(ひと)になりたいと思いますか。
【体育系サークルの主な実績】
1 陸  上  部 第35回九州学生陸上競技選手権大会:400m決勝5位(座安勝志)、5000mタイムレース3位(安里真梨子)
第59回沖縄県体育大会陸上競技大会:1500m1位(大城大地)
400m2位(新城裕也)、3000mSC3位(上原拓海)
3000m1位(安里真梨子)、400m2位(大城晴香)
2008.おきなわマラソン女子優勝(安里真梨子)
2 硬 式 野 球 部 平成19年度沖縄県大学野球秋季リーグ戦:優勝
第78回九州地区大学野球選手権大会:準優勝
3 男子バレー部 ぴあカップビーチバレー大会2007全国大会3位(池間智暖、下地将一郎)
九州ビーチバレー大学男女リーグ戦:団体戦優勝、ペア個人戦優勝(池間智暖、下地将一郎)
4 男子バスケットボール部 第111回沖縄県一般バスケットボール選手権大会(ベスト4)
5 女子バスケットボール部 第111回沖縄県一般バスケットボール選手権大会(準優勝)
6 女子ハンドボール部 平成19年度九州学生ハンドボールリーグ春季大会(3位)
7 サッカー部 第12回タイムス杯争奪沖縄県サッカー選手権大会(ベスト4)
8 卓  球  部 第58回全九州学生春季卓球選手権大会:女子団体1部5位(インカレ出場権獲得)
第74回全日本学生卓球選手権大会出場(女子ダブルス:春・宮城、女子シングルス:春満奈美)
9 バドミントン部 第56回九州学生バドミントン選手権大会:男子シングルスB準優勝(西門敏)、
男子ダブルスB準優勝(泉川・仲本)、3位(吉本・玉野)
第48回沖縄県総合ダブルスバドミントン選手権大会:準優勝(島袋剛・祝嶺)
第48回沖縄県総合シングルスバドミントン選手権大会:優勝(祝嶺春俊)
10 硬式テニス部 平成19年度春季学生リーグ(男子優勝)
夏季学生テニス大会:シングルス優勝(大田真弓)、シングルス準優勝(上地美奈子)、
秋季学生リーグ(男子A:団体優勝、女子:団体優勝)
11 ゴ ル フ 部 第26回九州学生ゴルフ選手権5位タイ(又吉拓之)
2007年度(第61回)日本学生ゴルフ選手権出場(又吉拓之)
第45回全琉アマチュアゴルフ選手権大会3位(又吉拓之)
12 自転車競技部 ツール・ド・おきなわ(市民レース50km47位:福田祐太)
13 弓  道  部 第62回国民体育大会出場(上原正樹)
【文化系サークルの主な実績】
1 放送研究部 第5回NHKミニミニ映像大賞にてグランプリ受賞
第24回NHK全国大学放送コンテスト:ラジオドラマ部門1位、他3部門入賞
2 吹 奏 楽 部 九州吹奏楽コンクールにて銀賞
3 琉 球 風 車 台湾東海大学にてエイサー公演
4 琉球芸能文学研究会 球歌舞曲「双葉踊り」公演(石垣市、うるま市石川)
5 鼓舞楽団浦風 てだこ祭りにて演舞、東村つつじ祭りにて演舞
サークル活動を通して
総合文化学部 日本文化学科 卒業
ソフトテニス部 那覇西高校出身

大城 早弥香(おおしろ さやか)
 4年間のサークル活動を通して私たちは、様々なことを学んできました。
技術面はもちろんのこと、特に自分のあり方を常に考えさせられたため、部活という場は、自分を大きく成長させる場であったと思います。
 時には相手の気持ちを考えない自分勝手な行動をとったり、卒業・入学に伴い移り変わっていくメンバーの中で戸惑ったりすることもありました。
 でもそのことがきっかけで、当たり前なこと、ごく普通にしてきたことこそが大切なのだと気づかされました。今まで勝利も敗北も何気ない日常も共に分かち合ってきた仲間の代わりなんていないのです。
 私たちは、多くの友人、先輩、後輩などたくさんの人たちに支えられてきました。
 楽しいこと、辛いこともあったけど、毎日の練習や合宿、遠征などを通じて互いに打ち解けあい信頼関係を築きあげてきたことがあるから今があります。
 たくさんの仲間に出会えたことと仲間たちとの思い出が、現在の、そしてこれからの私の誇りです。


両親へ感謝
総合文化学部 日本文化学科 卒業
西原高校出身

城間 泰乃(しろま ひろの)
私は、幼い頃から琉舞を習っています。
三年次の時、最高賞に挑戦することを決意しました。
そのための特別稽古が始まった矢先、元気だった祖父が突然、病で倒れて入院、手術、その後車椅子での生活を余儀なくされました。
 私の家庭は、父一人の収入で生活している上、県外の大学へ通う弟の学費と私の学費も払ってもらっていたため、琉舞のコンクールを受ける金銭的な余裕はなくなってしまいました。
 しかし、親に無理を言ってコンクールを受けさせてもらい、無事に最高賞に合格することが出来ました。
 これ以上、親に負担をかけたくないと考えている時に、本学の奨学金制度を知りました。
 応募した結果、文化活動面で認められ、奨学金を授与することができました。その奨学金で授業料を払うことができ、親の負担も減ったので大変嬉しく思います。
 本学には、多分野で活動する人を支援してくれるすばらしい制度があるので、みなさんも活用して、自己の可能性を広げていってください。
沖縄国際大学体育会 平成18年度会計収支決算報告書・平成19年度予算報告書
■平成18年度会計収支決算書 自:平成18年4月 1日
(単位:円) 至:平成19年3月31日
■平成19年度予算書 自:平成19年4月 1日
(単位:円) 至:平成20年3月31日
収 入 の 部 支 出 の 部
科   目 金   額 科   目 金   額
会   費 14,367,000 事 業 費 11,005,324
寄 付 金 0 登録費及び参加料 0
雑 収 入 4,455 運 営 費 996,459
前年度繰越金 2,721,145 予 備 費 0
    次年度繰越金 5,090,817
合   計 17,092,600 合   計 17,092,600
収 入 の 部 支 出 の 部
科   目 金   額 科   目 金   額
会   費 14,903,000 事 業 費 17,713,000
寄 付 金 1,000 登録費及び参加料 1,000
雑 収 入 4,000 運 営 費 1,591,000
前年度繰越金 5,090,817 予 備 費 693,817
       
合   計 19,998,817 合   計 19,998,817
 沖縄国際大学体育会は、体育運動を通じて学生・教員及び職員の心身を練磨し人格の向上を図るとともに、スポーツマンシップを養成し、あわせて会員相互の親睦と本学の発展に寄与することを目的として設立され、学生、教員及び職員の会費によって運営されています。